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◆ダイヤモンドブログ 最新映画情報 「獄(ひとや)に咲く花」

獄(ひとや)に咲く花

幕末―新しい世に突き進む激動の時代。この一時期に何故長州から、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋、木戸孝允などの傑物が生まれたのか?その答えは一人の男の存在を抜きには語りえない。私塾「松下村塾」で彼らの才能を見出し育んだ稀代の教育者「吉田松陰」。国を愛し、故郷を愛し、人を愛した彼自身は思いも半ば、わずか30歳でその苛烈な生涯を終えるが、至誠を旨とし義に生きたその思想は未だ絶えることはない。坂本龍馬や西郷隆盛、新撰組も結構だが、混迷の今だからこそ振り返ってもらいたいのはこの人、吉田松陰。幕末の原点がここにある。

獄(ひとや)に咲く花

獄(ひとや)に咲く花

野山獄―長州藩の士分の為の牢獄。収監された者には刑期がなく、ひとたびここに入ると生きて出られた者は、多くなかった。嘉永七年(1854年)吉田松陰は海外密航を企てたという大罪で、この牢獄に送られる。獄囚たちは皆、長い幽閉生活で希望を失い自暴自棄になっている者ばかり。しかし彼らは、常に前を向き、清廉で一途、人を愛して止まない松陰の姿に少しずつ心を動かされていく。唯一の女囚、高須久もその中の一人だった。二人は、松陰の呼びかけで催された短歌の集いなどを通じ気持ちを深めていった。その後、自宅蟄居となった松陰は「松下村塾」を開き、後進の指導に当たりつつ、獄囚の解放にも手を尽くす。全てがうまく回り始めていたと思われたその時、松陰への捕縛命令が幕府から届く。後に“安政の大獄”と呼ばれる粛清の時代の始まりであった・・・

獄(ひとや)に咲く花

獄(ひとや)に咲く花

主人公:高須久を演じるのは、注目の新進女優、近衛はな。父に目黒祐樹、母に江夏夕子、叔父に松方弘樹を持つ芸能一家に生まれ、NHKドラマ「白洲次郎」では脚本を手がけるなど多彩な活躍を見せる彼女は、本作が映画初主演。父、目黒祐樹との初共演も果たしている。吉田松陰を演じるのは、「トーマの心臓」「ベニスに死す」等の演目で絶大な人気を誇る劇団スタジオライフの前田倫良。前作『長州ファイブ』での遠藤謹助役に続いて、故郷の英雄という大役を演じる。そのほか、赤座美代子、池内万作、勝村政信、本田博太郎神山繁ら経験豊富な名優陣が脇を固める。

原作は、下関出身の直木賞受賞作家古川薫の「吉田松陰の恋」(文藝春秋社刊)。映画『必殺始末人』(97)『必殺!三味線屋・勇次』(99)やTVシリーズ「必殺仕事人2009」、「鬼平犯科帳」、「剣客商売」を手掛けた石原興(しげる)がメガホンを執る。『長州ファイブ』(06)のグローカル・ピクチャーズ製作第2弾。

獄(ひとや)に咲く花

『獄に咲く花』
【配役】高須 久・近衛はな、吉田寅次郎・前田倫良、福川犀之助・目黒祐樹、瀧・赤座美代子、
富永弥兵衛・池内万作、弘中勝之進・勝村政信、河野数馬・本田博太郎、吉村善作・神山 繁
製作総指揮:前田登、企画協力:川阪実由貴、プロデューサ―:水野純一郎、監督:石原興、
脚本:松下隆一 水野青洞、音楽:加羽沢美濃、手話コーディネート:妹尾映美子
製作:グロ-カル・ピクチャ―ズ/「獄に咲く花」製作委員会/松竹京都撮影所
助成:文化芸術振興費補助金、配給・宣伝:Thanks Lab 配給協力:シナジー
(C)2010『獄に咲く花』製作委員会 hitoya.com