「このカフェ、よさげかも」→「いや最悪だ!」その理由とは?

こだわりが仇となる、そんなお話。

こんにちは、大田タケルと申します。

学生時代は純喫茶でアルバイトをしていたこともあって、
僕は今でもカフェ巡りが大好きです。

さて、これは少し前、あるお洒落カフェに立ち寄った時のこと。

いかにもコーヒーにこだわってますと言いたげな店内でブレンドを注文した僕。
数分後、静かに運ばれてくるコーヒー。

うーん、しっかりした苦みと爽やかな喉越しのギャップが面白い。
などとひとりで知ったかぶりながらブラックの味を堪能。

でも甘党の僕は、どうしてもミルク・砂糖を入れた味も楽しみたい。
最初、コーヒーが運ばれてきた時、これらの付け合わせが必要かどうかも聞かれなかった時点でイヤな予感はしていましたが、それは思い切り的中したのです。

僕「あのー、ミルクと砂糖をいただけますか」

すると、お店の奥からトレイを片手にもった、40代後半に見える女性が現れました。

彼女は僕のテーブルにミルクと砂糖を置きながら、こう話しかけてきたのです。

「何、ブラックで飲めないの? ださっ」

すごいことを言われた。

もう僕個人の考えとしては、

他人のコーヒーの楽しみ方にケチをつける時点で色々とアウト

なのですが、
これはあまりにも珍しいケースなので、少し彼女のお話を聞いてみることにしたのです。

僕「あなたは店長さんですか」

店長「そうよ。うちはね、こだわって淹れてるの。あんたみたいな坊やにはまだ早いんじゃないの」
などと西部劇のBarに出てくる女マスターみたいなことを言いつつ、

僕の向かいの席に座りました。

いや、座るなよ。

店長「本当に美味しいコーヒーを淹れるために必要なことがなにかわかってる? いいわ説明してあげるから。豆にこだわることはもちろんだけど、使う水だって手を抜けないのよ。私は国内外から飲みやすいお水をまず探して……」

話長い……。

こんな状況下でどんなコーヒー飲んだって、味なんかわかるものかよ。

お説教を聞かされながら飲むコーヒーは格別でした(皮肉)。

【そして後日】

あーこないだは散々な目にあった。
気を取り直して、前から気になっていた新オープンのカフェに入ってみます。
ここもお洒落だよな。どことなくこないだのお店に似てるけど……。

カランカラーン

店長「あら、また会ったわね坊や」

そこも彼女のお店でした。

「砂糖とミルクを添えたブレンドお願いしますーお説教抜きで」
と注文したとさ!

※『食べログ』。
きっとあの店長さんは口コミとか気にしないんだろうな。

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