【80年代編】スマホ移植のレトロゲーム31本。インベーダーからロックマン2まで

大人になった今でも、レトロゲームが好きな人は多いでしょう。かく言う筆者もその1人で、ファミコンのドット絵やピコピコサウンドのゲームを見ると、懐かしさで涙がこみ上げそうになってきます。

そこで本記事では、スマホアプリとして移植されたゲームを一気に紹介していく第一弾。1980年代に発売され、アプリに移植されたゲームを紹介していきます。

目次(初出順)

1978年
・スペースインベーダー(AC:6月稼働)

1980年
・パックマン(AC:1980年5月22日稼働)

1983年
・ゼビウス(AC:1983年1月稼働)
・マッピー(AC:1983年3月20日稼働)
・スペランカー(ATARI-8bit:1983年発売)

1984年
・カラテカ(AppleII:1984年6月1日発売)
・ドルアーガの塔(AC:1984年7月20日稼働)
・Spy vs Spy(ATARI-8bit:1984年発売)

1985年
・魔界村(AC:1985年4月稼働)
・戦場の狼(AC:1985年5月稼働)
・UltimaⅣ(AppleII:1985年9月16日発売)
・タイムギャル(AC:1985年稼働)

1986年
・ドラゴンクエスト(FC:1986年5月21日発売)
・バブルボブル(AC:1986年8月稼働)
・信長の野望・全国版(PC-8801:1986年10月)
・たけしの挑戦状(FC:1986年12月10日発売)
・アルカノイド(AC:1986年稼働)

1987年
・ドラゴンクエストII(FC:1987年1月26日発売)
・ダブルドラゴン(AC:1987年6月稼働)
・Ys(イース)(PC88:1987年6月21日発売)
・R-TYPE(AC:1987年7月1日稼働)
・鉄道王(FC:1987年12月12日発売)
・ロックマン(FC:1987年12月17日発売)
・ファイナルファンタジー(FC:1987年12月18日発売)

1988年
・ドラゴンクエストIII(FC:1988年2月10日発売)
・YsII(イースII)(PC88:1988年4月22日発売)
・真田十勇士(FC:1988年6月27日発売)
・ファイナルファンタジーII(FC:1988年12月17日発売)
・ロックマン2(FC:1988年12月24日発売)

1989年
・R-TYPE II(AC:1989年12月稼働)
・三國志II(PC88:1989年12月発売)

1978年:空前のインベーダーブーム

スペースインベーダー

『スペースインベーダー』が稼働したのは80年代より少し前ですが、ゲームの歴史を語る上で欠かせない存在なので、特別枠で紹介。

社会現象になった『スペースインベーダー』のアプリ版。あまりのブームに、日本中の100円玉が不足したという噂も……。

アプリでも当時のグラフィック・サウンド・レバーなど、当時の雰囲気をそのまま再現されています。

価格 Appstore: GooglePlay:

1980年:任天堂が「ゲーム&ウオッチ」を発売

PAC-MAN Lite

ナムコ(現:バンダイナムコ)の代表的レトロゲーム『パックマン』のアプリ移植版。グラフィックやサウンドも当時のままで、懐かしい雰囲気です。

余談ですが、パックマンのデザインは、食べかけのピザがモチーフになっているのだとか。

価格 Appstore: 無料 GooglePlay: 無料

1983年:ファミリーコンピュータ(ファミコン)発売

ゼビウス【無料版】ガンプの謎はすべて解けた

ナムコのレトロシューティングゲーム『ゼビウス』。バキュラに256発弾を当てると倒せるという都市伝説が広まり、当時のちびっこ達は躍起になってバキュラ撃破を目指したそうな……。

価格 Appstore: 無料 GooglePlay: 無料

タッチ・ザ・マッピー 復活のニャームコ団

またまたナムコのレトロゲーム『マッピー』のアプリ版。システムは若干変わっていますが、80年代のクリエイターが集結。新しくて懐かしい、生まれ変わったマッピーとなっています。

価格 Appstore: 無料 GooglePlay: 無料

まいにちスペランカー

膝程度の高さから落ちただけで死ぬ、など虚弱体質すぎる主人公でおなじみの『スペランカー』。たまにクソゲーと勘違いされますが、手応えある難易度で十分遊べるゲームです。

ちなみに虚弱体質なのはFC版くらいで、後に稼働したAC版では、どんなに高い所から落ちても死なない頑丈なスペランカー先生を見られますよ。

価格 Appstore: GooglePlay:

1984年:スーパーカセットビジョン発売。エリマキトカゲブーム

Karateka Classic

敵に対して礼をしないといけない、ゲーム開始地点から後ろに下がると崖から落ちて即死(ちゃっかり専用アニメーション有り)、など何かとネタ要素の強いアクションゲーム。ネタに注目されがちですが、間合いを使った攻防が熱く、現在の格闘ゲームに近い駆け引きを楽しめます。

価格 Appstore: GooglePlay:

狭くて小さいドルアーガの塔

RPG要素が取り入れられたアーケードゲーム『ドルアーガの塔』。当時はインターネットというものがなく、攻略法や隠しアイテムの取り方などの情報交換がゲームセンターで活発に行われたのだとか。

『狭くて小さいドルアーガ』は、ドルアーガの魅力を一画面に凝縮したアプリ。グラフィック・BGM・隠しアイテムの存在まで、ゲーム性はドルアーガそのものです。

価格 Appstore: 無料 GooglePlay: 無料

Spy vs Spy

読み方は「スパイ アンド スパイ」。二人のスパイがお互いに罠を仕掛けたり回避したりしながら大使館脱出に必要なアイテムを集め相手より早く脱出するゲーム。上手く罠が決まった時はガッツポーズしたくなります。もっとも、油断していると自分の罠にハマってしまいますが……。

価格 Appstore:

1985年:『スーパーマリオブラザーズ』発売

魔界村 モバイル

「100万回やられても、負けない」のキャッチコピーに恥じない、CAPCOMの激ムズアクションゲーム。特に、中ボス的ポジションであるレッドアリーマーの理不尽なまでの強さは有名で、100万人のアーサーを白骨化させたと言っても過言ではありません。

アプリ版では難易度が易しめのカジュアルモードがあるため、ぜひそちらも試しを。

価格 Appstore: GooglePlay:

戦場の狼 モバイル

こちらもCAPCOM製の縦スクロールシューティング。当時としては珍しい8方向に射撃できるシステムや手応えある難易度で、多くのゲーマーを魅了した作品。小気味良く耳に残るBGMも聞き所です。

アプリ版はアーケード版をベースとしているため、FC版しかやったことがない人は違いを探してみるのもいいですね。

価格 Appstore: GooglePlay:

Ultima IV: C64

JRPGの原型とも言われている、「Ultima」のアプリ版。キーボード付きのゲーム機Commodore 64版をベースにしており、アプリでもキーボード含めて丸ごと再現されています。

日本語対応していないのが痛いですが、レトロゲーム好きなら持っているだけでも幸せになれる一作と言えるでしょう。

価格 Appstore: 無料

タイムギャル

レーザーディスクゲームという、専用筐体で遊べたアドベンチャーゲーム。全編アニメで進行し、途中に発生する選択肢やコマンドを駆使してストーリーを進めていきます。現在で言うQTEのようなシステムと言えばわかりやすいかも。

全編アニメで進むというゲームシステムは今見ても斬新。ゲームオーバーシーンにも漏れなく専用のアニメがあるのだから驚きです。

価格 Appstore: GooglePlay:

1986年:『ドラゴンクエスト』発売。ディスクシステム発売

ドラゴンクエスト

JRPGの金字塔『ドラゴンクエスト』。コマンドを直接入力する方式(先のUltimaⅣのような方式)から、遊びやすい選択式に。畏怖の象徴として描かれたモンスターをコミカルなデザインに。など、様々な所でそれまでのRPGとは一線を画しています。

今見ると粗さを感じるかもしれませんが、当時としては非常に革新的だったのですね。

こちらのポータルアプリ内で購入する形になります。(\360)

価格 Appstore: 無料 GooglePlay: 無料

バブルボブル ダブル

かわいい泡はきドラゴンが主人公の、ポップなアクションゲームです。泡の中に敵を閉じ込める、泡に乗って高い所にジャンプするなど、泡を使ったシステムが特徴。

後にパズルゲーム『パズルボブル』が発売。こちらは、バブルシューティングとして一ジャンルを築き上げました。現在では『バブルウィッチ』をはじめ、世界中で多数の類似アプリが誕生しています。

価格 Appstore:

信長の野望・全国版

歴史シミュレーションゲームの代表作『信長の野望』シリーズの第二作。本作から織田信長以外の大名が使用可能に。有名武将で無双するもよし、マイナー武将で茨の道を歩むもよしと、自由度が大幅に上がりました。

なお、寿命で大名が死亡するとゲームオーバーとなるため、毛利家の天下統一は困難を極めたそうな……。

価格 Appstore: GooglePlay:

たけしの挑戦状(2017年夏配信予定)

伝説のクソゲーにしてバカゲー『たけしの挑戦状』が、なんと2017年の夏にアプリで配信予定とのこと。

通行人を殴る、会社をやめる、離婚する、ハンググライダーで飛びすぎると赤い国に行くなど、内容はカオスそのもの。噂ではビートたけし氏が酔っ払った勢いで言ったことを全部ゲームにしたのだとか……。アプリでは果たしてどこまで再現されるのか、楽しみですね。

アプリ版のリリースが発表された4月1日の記事がこちら
https://www.taito.co.jp/takeshi_vr

アルカノイド

スペースインベーダーよりもさらに前に誕生し、スペースインベーダーのベースになったゲーム「ブロック崩し」。『アルカノイド』は、ブロック崩しにパワーアップアイテムやボスキャラなどさらにゲームとしての幅をもたせた作品です。

ちなみに、ドラえもんの声優だった大山のぶ代さんは、このゲームが非常に上手いです。ゲーマーの間では結構有名な話。

価格 Appstore:

1987年:『ファイナルファンタジー』発売。PCエンジン発売

ドラゴンクエストII

『ドラゴンクエスト』の続編。本作からパーティメンバーが3人に追加され、役割分担ができるように。それとちゃんと横を向くようになりました。

本作の発売日は、なんと前作発売のわずか8ヶ月後。そのせいか納期ギリギリでテストプレイが間に合わず、シリーズ屈指の高難易度ダンジョン「ロンダルキアへの洞窟」が誕生したのだとか……。

こちらのポータルアプリ内で購入する形になります。(\500)

価格 Appstore: 無料 GooglePlay: 無料

Double Dragon Trilogy

ベルトスクロールアクションというジャンルを築いたシリーズ。「ダブルドラゴン」、「ダブルドラゴンII: ザ・リベンジ」、「ダブルドラゴンIII: ザ・ロゼッタストーン」の三作が詰め込まれた豪華版です。

パンチ・キック・エルボー・膝蹴り・ヘッドバッドなど、多彩なアクションが可能。爽快感は現在のゲームにも引けを取りません。

価格 Appstore: GooglePlay:

イースIクロニクルズ

”今、RPGは優しさの時代へ”。ヒロイックなストーリーと良質なサウンドがプレイヤーを魅了するアクションRPGの金字塔、『イース』の初代作品。

リメイク版であるPSP版をアプリとして移植。赤毛の冒険者「アドル・クリスティン」最初の物語が、スマホに。グラフィックやBGMを、オリジナル版に変える事もできます。

価格 Appstore: GooglePlay:

R-TYPE

標準ショットと溜め撃ちの波動砲の使い分け。武器にも盾にもなるオプション「フォース」。生々しく生物的な敵キャラのデザインなど、意欲的なシステムが盛り込まれた横スクロールシューティング。

後に長年にわたりシリーズ化される事になりますが、基本的なシステムは既に完成されています。

価格 Appstore: GooglePlay:

ボードゲーム 鉄道王NEO

日本中を電車で走り、財産を築き上げるボードゲーム。桃太郎電鉄シリーズと似ていますが、こちらは鉄道の買収やお客さんの運搬など、より鉄道らしさがクローズアップされています。

価格 Appstore: 無料 GooglePlay: 無料

ロックマン

後に30作品以上もの続編や派生タイトルが誕生することになる、『ロックマン』シリーズの原点。シューティングを取り入れたアクション性、倒したボスの武器を使えるなど、システムの根幹は初代にして既に完成されています。

果たして、30年の時を経て、強敵イエローデビルを倒すことができるでしょうか。

価格 Appstore: GooglePlay:

ファイナルファンタジー

スクウェア社(現スクウェア・エニックス)が、最後の希望を賭けたという意味で名付けられた『ファイナルファンタジー』。結果は皆さんの知っての通り、今やJRPGを代表するシリーズの一つして数えられています。

アプリ版は、PSP版を移植したもの。ドットは綺麗に描き直され、BGMも豪華になっています。

価格 Appstore: GooglePlay:

1988年:ドラゴンクエストIIIが社会現象に。メガドライブ発売

ドラゴンクエストIII

ロトシリーズ最終章。FC版発売当時は社会現象が起きるほどのブームで、「ドラクエ狩り」なる事件が発生するほどだったとか。

転職システムが初登場。ラスボスだったと思っていた敵が実は中ボスだったなど、意欲的なシステムも多く盛り込まれています。

こちらのポータルアプリで購入する形になります。(\1200)

価格 Appstore: 無料 GooglePlay: 無料

Ys Chronicles II

『イース』の続編。こちらもリメイク版をさらに移植したもので、グラフィックやBGMをオリジナルに変更可能です。

ヒロインとの恋愛模様もイースシリーズの魅力ですが、本作のヒロインリリアは特に高い人気を誇ります。オープニングの振り向きシーンはファンの語り草に。

価格 Appstore: GooglePlay:

真田十勇士

真田幸村が、仲間の真田十勇士を集めながら、仇敵・徳川家康を討ち取るRPG。経験値の概念が無く、ザコ敵を説得して仲間を増やす。戦闘を続けると仲間の忠誠度が下がるなど、独特のシステムが魅力です。

大河ドラマが放映されてから日が浅い今こそ、遊んでみたい一作。

価格 Appstore: GooglePlay:

ファイナルファンタジーII

『ファイナルファンタジー』シリーズ2作目。レベルという概念がなく、ステータスも魔法も「熟練度」で上がっていくという、シリーズとして見るとかなり異例のシステムが特徴。

本作の要素は、後に『サガ』シリーズに形を変えて受け継がれていきます。また、チョコボが登場するのも本作から。

価格 Appstore: GooglePlay:

ロックマン2 モバイル

『ロックマン』シリーズ2作目。本作では最初から戦えるボスが6体から8体に増えたほか、シリーズで初めてE缶が登場。全体的なボリュームが格段にアップしています。

ちなみに、とある事情で倒せないと話題のエアーマンですが、実はロックバスター連射のゴリ押しで意外にあっさり倒せます。

価格 Appstore: GooglePlay:

1989年:平成が始まる。ゲームボーイ発売

R-TYPE II

『R-TYPE』の二作目。グラフィックやサウンドは順当に進化。また、波動砲を更にチャージできるようになり、最大溜めで拡散波動砲に変化するように。その破壊力やすさまじく、ボスでさえも弱点に当てれば1発で倒せてしまうほど。

しかし難易度はシリーズ屈指。特定のパターンを踏まないと死あるのみとさえ言われる難易度で、昔ながらの「死んで覚える」ゲーム性となっています。

価格 Appstore: GooglePlay:

三國志2

『信長の野望』と共に、光栄(現コーエーテクモゲームス)を代表する歴史シミュレーションゲーム『三国志』シリーズの2作目。前作までは1国につき行えるコマンドは1回だけでしたが、今作では1武将につき1回に。内政・登用・外交・戦闘……etc。自由な国造りを行えます。

価格 Appstore: GooglePlay:

以上、31本のアプリを一気に紹介していきました。何だか画面を見るだけでも懐かしい気持ちになりますね。次回は、スーパーファミコンやプレイステーションの全盛期、90年代のゲームの移植アプリを紹介していく予定です。乞うご期待!

ゲーム好きならコチラの記事もチェック!

懐かしすぎて涙腺崩壊! レトロゲーマーの魂を震わせるドット絵ゲーム特集

暇つぶしにオススメの無料ゲーム19本。短時間でサクッと遊べる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。