イライラしてずっと不機嫌になってしまっていたり、急に怒りだすことがある子供達。
でも、理由を訊いても、イマイチよく分からないといったケースが多く、学校でも問題になっているようです。
そこで、そんなキレてしまう子供の原因を探っていきましょう。
◆キレやすい子供を作る6つの原因
①朝の食事を抜く
朝ご飯を食べずに1日をスタートしてしまうと、空腹感から授業に集中できなくなります。
それがイライラの原因になることもあるようです。
②カルシウム不足
カルシウム不足は、昔からイライラの原因と、よく言われていますよね。
カルシウムには神経の興奮を抑える作用があり、これを多く含む食品をしっかり摂取できていないことも原因であると言われています。
また、最近はインスタント食品やファストフードを食べる機会も多く、これらに含まれるリン酸がカルシウムの吸収を阻害していることも考えられます。
③お菓子の摂り過ぎ
特に甘いお菓子、チョコや、砂糖たっぷりのジュースなどを摂取しすぎていると、急激な血糖値の上昇に、体が慣れてしまうのです。
すると、血糖値を下げるインシュリンという成分が過剰分泌し、低血糖を起こします。
この低血糖は空腹感をもたらし、不機嫌をもたらしてしまいます。
④発達障害
様々な発達障害があることが分かっています。
例えばADHDやアスペルガー症候群といった障害があるけれど気づかれていないケースもあります。
こういった障害が根底にあると、場の空気を読むのが難しく、突然大声をあげたり、じっとしていられないこともあります。
こういった症状がある場合には、専門的なサポートを受けましょう。
⑤発達の過程・反抗期
最も可能性が高いと言える原因がこれです。
子供は誰もが、多かれ少なかれ経験します。
友人とのコミュニケーションがうまくいかない、スポーツの疲れなど、様々なストレスのはけ口が見つからない時、心を許せる大人にキレるということがあります。
⑥家庭環境
生活している家庭の中で、キレてしまう大人がいたり、虐待を受けている場合に、自分を守るため、意見を通すための行動としてキレるケースがあります。
◆キレる子供への対処法
子供がキレてしまうと、親も一緒になってキレてしまうことがありますよね。
ですが、このような対処は逆効果です。
まず落ち着き、子供に対して毅然とした態度で接しましょう。
深呼吸したり、しばらく目を閉じて怒りをコントロールする方法を実践し、また同時に、子供にも教えてあげると良いでしょう。
●医師からの意見
キレることがクセになる傾向があります。
これを防ぐために、そのような症状が見られたらまずは原因をよく考えましょう。
そして、ストレスのはけ口を見つけてあげるなどの対処をしてあげることが大切です。
出典http://news.livedoor.com/article/detail/10158391/
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