平成18年10月に認定こども園制度が発足して以来、平成26年4月時点では全国に1359カ所が設けられています。
■保育と教育を両立した認定こども園の魅力
保育所に入所するためには、原則、保護者の就労、介護、病気などの理由が必要にあります。
ですが、認定こども園にはこれは不要で、3歳を過ぎれば誰もが申し込めるのです。
それから、幼稚園は保育時間が不足しがちでしたが、この問題もしっかりカバーしています。
長期休暇期間中の保育や、延長保育にも対応可能で、保育所と同じ感覚で預けて働くこともできます。
保育所では教育は受けられませんが、認定こども園では幼稚園教育も受けられます。
これも大きな魅力ですね。
■認定こども園の入園方法とは!?
認定こども園の申し込みは、自治体ではなく、園に直接行います。
平成27年、4月から施行された子ども・子育て支援制度では、保育の必要性に応じ、子供たちが3種類の支給認定区分に分けられています。
・1号認定・・・保育を必要としない満3歳から就学前の子供
・2号認定・・・保育を必要とする満3歳児~就学前の子供
・3号認定・・・保育を必要とする満3歳未満の子供
保育園の場合には2号、3号の認定の子供のみ利用できますが、認定こども園では1号認定の子供も入園可能です。
利用料は、区分と所得税額とで異なります。
■施設統合のメリットとデメリット
違う分野の施設を統合すると、取得資格、人員確保などの職務の問題や、設備面の基準の違いなどが生じます。
これが運営上の課題となります。
幼保一元化で生まれた認定こども園は、運営開始からまだ間もないので、会計の複雑化などの課題が山積みです。
ですが、幼稚園と保育所の良い面を兼ね備えた認定こども園は、利用者には非常に魅力的でメリットもあります。
行政も、管理の負担が軽減でき、大きなメリットがあると言えますね。
分野が違う施設の統合は合理的な手段でもあります。
今後は、こういったことがトレンドになる可能性も考えられると言えますね。
出典http://mama.bibeaute.com/article/16024/
※画像と本文は関係ありません。
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