本当に自分の友人として気がねなくお付き合いをしていくことは難しいものです。
子供のためにもうまく付き合いをしていきたいという気持ちはあるものの、これには難しくなる理由がいくつかあるものなのです。
本来は育児に関する悩みを相談したり情報交換できる関係であるべきなのですが、そんな思い通りにいかないのが現実。
まずはどうしてうまくいかないのか、その理由を理解してみましょう。
■ママ友付き合いの難しさ
・価値観のズレがある
ママ友のお付き合いは、子供が同年代というところで始まります。
つまり子供という共通点無しでは知り合いになることも無かったであろう関係です。これまで生きてきた中で培った価値観、家族観といった点がまったく違うことも多々あります。
相手の話を聞いた時に共感できない部分も多く、できるだけ聞き流すようにするのですが、本当の友人のように盛り上がって会話を楽しむことができなかったりします。
・どうしても比較してしまう
1人で慣れない育児に奮闘するママは、周囲のママと自分とを比較してしまいます。
そうして劣等感に陥ってしまうケースも少なくありません。
一生懸命キャラ弁を作るママや、家中をキレイに片づけて家事が完璧なママ、家庭の事情はそれぞれだけど、そういったママ友を見ていると、自分は何もできない人間に思えてしまったりするのです。
・知らないうちに嫉妬されてるかも!?
ママ友という存在を信頼して、何でも自分のことをオープンに話してしまうと、気が付かないところで嫉妬されていることもあります。
例えば家族で旅行に行った話や、夫の両親がお金持ちという話、それから上の子が私立に合格したとか、夫婦仲が円満だという話。
こういった自慢するつもりのない話でも、相手の何かにカチンと反応してしまうことがあるのです。
こうして妬みを買うと、悪気は無くても相手との関係に亀裂が入る可能性があるので注意したいですね。
ママ友というのは比較の対象になってしまう、という点は先ほども述べた通りです。
つまり、比較されるということは嫉妬なども起こりやすいということになります。
価値観にも違いがあるので、こういったところの心の変化を読みにくくなり、自分でも思いもしなかった結果になることもあるのです。
■ママ友はビジネスパートナー!
女性にとっては友人という存在は、イロイロなことを打ち明けて話したくなる相手ですよね。
そして共感を求めてしまいます。子供を通して知り合ったママ友に関してもこういったことを求めてしまったりしますが、ここは一呼吸置いて考えましょう。
たまたま近所で同世代の子供がいたからと言って、何でも分かり合える友人になれるとは言い切れません。これまで育ってきた環境も全く違うし、価値観にも違いがあります。そのため、まずは心から信頼する前に、ビジネスパートナーという感覚で相手を見つめてみるのです。
この場合のビジネスは育児です。子供を育てるという目標があり、そのためにお互いにどうすれば良いのか、何をすべきか意見を出し合い考える。そんなパートナーとして考えれば、距離を保ちながら良い関係を築くこともできるでしょう。
もちろん、中にはそこから生まれる真の友情もあります。それはそれで、素晴らしいことです。
ですが、誰とでもそうはいかないということを覚えておかなければなりません。
ママ友との付き合いには、配慮、気遣いが必要不可欠です。
こういった点をしっかり考えておくことで、悩まされたりトラブルが起こるリスクも減らせるのです。
出典http://googirl.jp/kosodate/1406mamatomo526/
※画像と本文は関係ありません。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。