大会まで3週間
大会までいよいよ3週間を切りました。
現在発表しているカードは8試合。これに来週、新たなカードを発表し全9試合です。
私なりに現在発表している主要カードの見所を綴りたいと思います。
今回は、その中から3試合。
まずは3年連続出場”日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)。
相手は”速攻の殺し屋”スターボーイ・クワイトーンジム(タイ)。
肘と右のパンチを振るって前へ出るタイプなので、梅野と噛み合うはず。
梅野が左のローキックでジワジワとダメージを与え、肘とパンチの連打で仕留めると予想するが、
決して打たれ強くない梅野だけに、スターボーイの強振してくる一発は怖い。
日本人相手に2連勝(共に1ラウンドKO)しているスターボーイを梅野が止められるか。
“神童”那須川天心(RISEバンタム級王者)
✖️
“空を切り裂くサイクロン”宮元啓介(WBCムエタイ・スーパーバンタム級インター王者)
17歳高校2年生ながら11戦全勝(9KO)と破竹の快進撃を続ける那須川。
威力、スピード共に群を抜いたパンチとバックスピンキックなど回転計の蹴り技を織り交ぜるスタイル。
一方の宮元は、空手出身者ならではのタフさとボディ打ちを中心としたパンチ主体の粘り強いスタイル。
こちらも時折り繰り出す回転系の蹴り技も威力十分。
ポイントは、那須川初の5ラウンド制と首相撲か。
那須川の前半の猛攻を凌げば、中盤からタフな宮元がジワジワ追い上げる事が予想される。
とにかく、序盤から目が離せない試合となるでしょう。
“居合パンチャー”町田光(WPMF世界スーパーフェザー級王者)✖️
“野良犬2世”森井洋介(元WBCムエタイ日本フェザー級王者)
居合の構えから突如繰り出す変則的なパンチは勿論、首を掻っ切る動作やインターバル中の正座など
見どころ満載。入場から観客を引き付ける大変魅力ある選手です。
対する森井は、いかにも硬く強いパンチを持ち、常に前へ出る好戦的なファイタータイプ。
町田のパフォーマンスには一切付き合わず、自分の仕事を職人のようにこなすでしょう。
森井のスタイルは基本変わらない為、町田がどう出るかによって展開は変わってくる。
とにかくこの試合、どんな事になるのか組んだ時からワクワクしています。
公式サイト
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