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高羽そらさんインタビュー

DNAだけで顔を再現できる

現代の犯罪捜査においてDNA鑑定は必須の項目となっている。さらに親子鑑定のようなことにも利用されていて、個人の血縁的履歴を証明するものとしても信頼されている。最近ではDNAに関してさらに研究が進み、一昔前では想像できなかったことが可能になっている。

 

犯罪捜査に役立つか?DNAだけで人間の顔を再現できるAIが開発される

 

なんとDNAだけで人間の顔を再現できる技術が実用化されている。中国科学院の研究チームが開発したシステム。写真やイラストを使用することなく、DNAデータだけで加齢も考慮して顔が再現されるそう。

 

中国の漢民族の1万人ほどのデータをAIに学習させたことで、かなり精度の高い結果が得られている。このシステムで再現した顔をチェックするために、よく似た顔の5枚の写真が用意された。それで一般の人にチェックしてもらったところ、75パーセントの確率で正解を導き出した。DNAだけでほぼ顔が再現できているということ。

 

さすがに選択肢が20人分に増えると、正答率は51パーセントまで落ちている。さらにDNAデータが全体の70パーセントしか得られない場合、再現された顔が一般的になるという結果も出ている。まだ状況によっては完璧とはいかないらしい。

 

でも犯罪現場でDNAが採取された場合、犯人の顔を特定することが可能になってくる。容疑者のDNAがデータベースに存在しなくても、本人により近い顔を再現できることで事件解決につながるだろう。

 

ただリンク先の記事でも指摘されている問題がある。まずは中国で開発されたこのシステムは、今の段階では漢民族だけのデータで使用されている。他の民族のデータを学習させないと、汎用的な効果は認められないかも。

 

さらに中国政府がこのシステム開発を理由にして、特定少数民族のDNAデータを収集することで民族弾圧に悪用することが懸念されている。実際に顔認証システムを利用して、少数民族の取り締まりを強化していることは知られているから。

 

中国以外の国でもこのシステムを実用化するならば、学習用のデータが必要になってくる。そうなるとデータの提供者のプライバシー侵害ということも考えられる。DNAは個人の証明書のようなものだから、扱いを慎重にしないと本来の目的を逸脱してしまうかもしれない。

 

ボク個人としてこのシステムに期待するのは、写真がなかった時代の歴史的人物の顔の再現。もしDNAを採取できれば、肖像画しかなかった人物の本当の顔を知ることができるかもしれない。その方がロマンがあっていいよなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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