霊能者を騙そうとした悪魔
ミューナは昨日の通院で疲れたのか、今日は朝からよく眠っている。昨日はアドレナリンが出ていたので、歩き回っていたからなぁ。今日はゆっくり休んだので、明日からは通常モードになるだろう。
同じくボクもミューナの通院に付き合ったのでお疲れモード。とりあえず仕事をしたけれど、もう一つ身が入らないのでダラダラした1日だった。ボクも明日から通常モードかな。
さて、すっかりハマっている『死霊館』シリーズ。今回は公開3作目となる作品を観た。
2024年 映画#75
『死霊館 エンフィールド事件』(原題:The Conjuring 2)という2016年のアメリカ映画。このシリーズをチェックしていると、最初の『死霊館』の流れと、アナベルという人形が登場するスピンオフ作品の二つの流れがある気がする。
この作品はウォーレン夫妻という実在の人物が登場する『死霊館』の続編に当たる。つまり実話だということ。
これは1977年から1979年にかけてロンドンで起きた「エンフィールド事件」という実話を映画化したもの。ロンドンのエンフィールドに母親と4人の子供たちが暮らしていた。シングルマザーで生活が苦しく、母親のマギーは役所に補助金の申請をしているような状態。
ある日、この家で不思議なことが続発する。その多くがポルダーガイストで、家のあらゆるものが破壊された。やがてジャネットという娘に霊が取り憑き、男の言葉で何かを伝えようとしていた。取り憑いたのはこの町営住宅に住んでいた老人の霊で、この家から出ていけとジャネットの口を通じて訴えた。
騒ぎを聞きつけてやってきた警察官の目の前でもポルダーガイストが起きた。これは本当にあったことで、警察は手に負えないと判断して教会に助けを求めることになった。そこで霊能力を持つロレイン・ウォーレンと、悪魔祓いの技能を持つエド・ウォーレン夫婦がアメリカからロンドンにやってくる。
夫婦の目的はこれが悪魔祓いを要する案件かどうかをチェックすること。もしそうとなれば、バチカンからエクソシストが派遣される手筈になっていた。不思議な出来事が起きるが、ロレインは霊の存在を感じない。母親が補助金を得るために霊現象を演出している可能性もあった。そして娘のジャネットが霊現象を装っていた証拠も見つかった。
それでアメリカに戻ろうとしたウォーレン夫婦は、帰国途中で真実に気がつく。前住人である老人の霊を支配しているのは悪魔だった。悪魔に脅された老人は、ジャネットに取り憑いてウォーレン夫婦を追い返そうとしていた。けれど老人の霊は密かにその事実を伝えるメッセージを残していた。ウォーレン夫妻は悪魔に騙されていたことに気づく。
ということで引き返したウォーレン夫婦と悪魔との死闘が始まるという物語。実話だけにマジで怖いし、相変わらずこの映画の編集や音声効果が最高で素晴らしいホラー作品となっている。もちろんウォーレン夫婦を演じたヴェラ・ファーミガとパトリック・ウィルソンも最高。ますますこのシリーズのファンになってしまったなぁ。
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