あぁ、自分を探す旅だったのか!感動!
なんでこんな暑いの……。明日から10月だというのに、太陽の下を歩くと真夏のような暑さでした。
自称「別荘」を目指してプチハイキングをしたいのですが、まだこの暑さではバテそうです。まだ買い物の帰り道はバスのお世話になっていますからね
でも今日は久しぶりに、まどかちゃんと遭遇!
ウインドウくんも元気でした!
さらに超〜〜美人のニャンコを発見。ミューナがこんな嫁を連れてきたらいいのになぁ〜と妄想するような美人ニャンコでした。
ねぇ、ねぇ、美人でしょう? 人懐こいキュートなニャンコでした
さて今日は映画館に行こうと思っていながら、見逃していた映画をようやくDVDで観ました。『LIFE!』という映画です。
コメディファンタジーの映画なのですが、『ナイト・ミュージアム』でおなじみのベン・スティラーが主演の映画です。観ている途中でラストシーンは読めたのですが、それでもポロポロと涙がこぼれ落ちてきました。ラストがわかっていても感動して泣ける映画です。
新しい映画はネタバレしないように注意していますが、この映画はあえて書かせていただきます。それほど素晴らしい映画でした。ストーリーを追いかけるというより、感覚で観る映画だと思います。
ベンが演じる主人公のウォルターは、有名雑誌である『LIFE』のネガを管理するのが仕事です。会社が買収されて休刊となる『LIFE』ですが、リストラの嵐が吹き荒れます。その最終号を飾る表紙の写真をショーンという有名な写真家の作品が採用されることになりました。
ところがその写真であるNo.25の写真のネガが見当たりません。ショーンがウォルターへのプレゼントだと手紙に書いていたのですが、プレゼントの財布があっただけで、そのネガが見当たらないのです。見つけることができなければ、リストラの嵐に巻き込まれてクビになります。そうしてNo.25を探すウォルターの冒険が始まるのです。
でもこのウォルターは妄想癖のある人物で、本当の冒険をしたことが一度もありません。出会い系サイトに登録しても、書けるエピソードが全くないような人生でした。気になる彼女に妄想でアプローチすることができても、現実ではどうしようもありません。
ところがショーンを探してグリーンランドを訪れた時、ある選択をします。手がかりを手に入れるためには、酔っぱらいが操縦するヘリに乗る必要がありました。最初は断念するウォルターですが、離陸直前に飛び乗ります。そのたった一つの勇気が、彼の人生を妄想ではなくリアルな冒険世界へと変化させたのです。
今までの人生でないような冒険を重ねますが、結局No.25のネガは見つかることなく解雇されます。その後、写真家のショーンを見つけ出したウォルターは、そのネガがプレゼントの財布に入れられていたことを知ります。グリーンランドやアイスランドの冒険で探しまわったネガは、実は自分のポケットのなかにあったのです!
しかし意気消沈したウォルターはその財布を捨てていました……。
ところが母親がその財布をゴミ箱から取り出していたのです!ウォルターは解雇されたままですが、約束通りそのネガを会社に届けました。しかし以前のウォルターとは別人です。冒険を通じて、本当の自分を見出だしていたからです。そして気になっていた女性とも、妄想ではなく現実で交際することができます。
そしてラストシーンです。恋人と二人で歩いている時、マガジンスタンドで最終号の『LIFE』を見つけます。その表紙には「今まで、この雑誌を支えてきた人々』というメッセージとともに、ウォルターの写真が表紙となっていたのです。もう、私は涙、涙でした……
ウォルターが勇気を出して冒険の世界に飛び込み、探し続けていたのは自分の写真でした。ストーリーとしては読めましたが、なんと素晴らしい構成でしょう。私たちがこの人生を通じて、必死になって探しているもの。それは「本当の自分」です。
この映画はそうした人生の本質を象徴しているように、私には感じられました。私たちが必死で探しているものは、自分のポケットの中にあるのです。でもすぐに気づかなくてもいいのですね。思い切り冒険をすればいいのです。そうすることで、その事実に気づいていくのだと思います。
この映画はそうした深い意味を教えてくれるように感じます。作者の意図はわかりませんが、私にはそう感じました。どうやら私の琴線に触れたようですね。返却する前に、もう一度じっくりこの映画を観たいと思っています。ありゃ、長い文章で熱く語ってしまったなぁ〜〜〜
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