人生はカネじゃない!
昨日はゴールデンウィーク前の陽気なのに、今日はひな祭りのころの肌寒い気温。関東では明日にかけて平野部でも積雪があるかもしれないとのこと。
とても明日から4月だとは思えない。だけど人間は時計とカレンダーに支配されているから、やっぱり明日になれば4月は4月なのだろうねw
今日からはさっそく新しい小説のプロットを練った。大まかな構想はできたので、あとは仕掛けをどのようなものにするかを決めていく段階。自分でも驚くような仕掛けを盛り込みたいから、じっくり考えようと思っている。
そんなときに効果的なのは音楽。最近めちゃハマっているのは『クリーン・バンディット』というイギリスのバンド。先日のブログでも少しだけ紹介したと思う。ちょうど今も彼らの曲を聴きながらこのブログを書いている。
これほどつかみどころがないバンドは珍しい。バックボーンにはクラシック音楽がある。でも基本的にはコンピュータによる打込みがアレンジのメイン。さらにメインボーカルがいないので、曲ごとに実力のあるヴォーカリストやヒップホップのラッパーを招いている。
美しい弦楽のイントロが始まったかと思うと、それがやがてノリノリのダンスミュージックに変化していく。このなんでもありの感覚が、ボクの感性にはど真ん中のストライクとなって入ってくるので、マジで強い衝撃を受けている。
ライブ映像もいくつかチェックしてみた。かなりすごい。まだアルバムを1枚しかリリースしていないけれど、次々と新曲を出している。もし来日公演があったら、絶対ライブに参加したいバンド。あっ、ケイティ・ペリーもね!
さて、昨日は久しぶりに堀江貴文さんの本を読了した。
『ウシジマくんVSホリエモン 人生はカネじゃない!』堀江貴文 著という本。
『闇金ウシジマくん』という超人気の漫画がある。名前は知っているけれど、残念ながらボクは読んだことがない。堀江さんはこの漫画の大ファンで、この作品には素晴らしい教訓が盛り込まれているとのこと。そうした漫画のセリフを引用しながら、堀江さんが自分の考えを述べた著作になっている。
「世の中は奪い合いだ。奪るか奪られるかなら、俺は奪る方を選ぶ」というのがウシジマの言葉。
この漫画には、その奪われる人間が多く登場する。
堀江さん曰く『思考が浅かったり、ラクな判断ばかり続けたり、何でも他人任せにした結果、カネも仕事も、そして人生までも、何者かに吸い取られてしまい、破滅の道へと進んでいく』と、奪われる人たちについて書いている。
ではどうすれば奪われない人間になるのか?
『搾取される人生を受け入れてしまうような人に必要なのは、目先のカネではない。自分が奪られる側にいるという事実を認識し、「奪られない」ための知恵と実践席な方法を学ぶことだ』と堀江さんはこの本で述べられている。
参考に章のタイトルだけを紹介しよう。どのような内容か想像してもらえると思う。
第1章 仕事とカネの本質を理解する
第2章 人生を奪られる「思い込み」の構造
第3章 人の心を支配するグリップの正体
第4章 目的地を決めるのは自分
第5章 カネや仲間に振り回されずに生きる
というような内容。
既刊の堀江さんの著作とちがって、かなり辛辣なことが書かれている。だけどとても大切だと思うことばかりだった。
堀江さん自身の辛い体験談も書かれているので、語られている言葉の重みをズシンと感じた。目次を見て何かが気になった人は、ぜひ読むべきだと思う。いい刺激をもらえるよ〜!
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。