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高羽そらさんインタビュー

君の瞳に恋しちゃった!

今日で10月も終わりです。やっぱり今日がハロウインになるのかな? だけど引きこもりの日なので、街の雰囲気がまったくわかりません。今年の6月にラジオの収録を東京の渋谷で行いました。その時、本の出版でお世話になっている会社の方に渋谷を案内していただきました。

 

金曜日の夜だったので大勢の人で溢れていましたが、ハロウインの夜はそんな程度ではないそうです。仮装した大勢の人で埋め尽くされ、まともに歩くことができないとのこと。きっと今夜の渋谷はハロウインで大いに盛り上がるのでしょうね。

 

普段の自分と違う何かに化けるというのは、想像するより面白いのかもしれません。そういう意味で言えばこの現実世界に生まれてきたわたしたちは、本当の自分を忘れて仮装をしているようなものです。人生というのは、生涯を通して行うハロウインのようなものかもしれませんね。だったら思い切り楽しんで、オヤツをいっぱいもらえる人生にしたいと思います!

 

さて、先日にDVDで観た映画です。明日返却するのですが、もう2度も観ました。そして泣きました。2度目なんて、顔全体がくしゃくしゃになるほど泣いてしまいました。もしかしたらわたしが今年観た映画で最高傑作かもしれません。

 

2014092

 

 

『ジャージー・ボーイズ』という2014年のアメリカ映画です。監督はクリント・イーストウッドです。とてもいい映画だという噂を聞いていたので、必ず観るつもりでした。有名な舞台ミュージカル作品であることも知っています。でも事前に情報を持ちたくなくて、まったく内容を知らない状態で観ました。だから実話だということも知りませんでした。

 

最初は主人公のフランキーの歌を聴いて、うまいけれど癖のある変な声だなぁと思っていまいした。ところがファルセットになるととんでもない美声です。さらに途中から彼の芸名がフランキー・ヴァリになったとたん、ようやく伝記映画だと気付きました。そしてあの名曲である『シェリー』を聴いた瞬間、この映画の世界へ一気に引き込まれていきました。

 

この映画はフォー・シーズンズという、1950年代から60年代にかけて大活躍したグループの物語です。そのバンドのリード・ヴォーカルがフランキー・ヴァリです。このバンドが活躍した時代はわたしの生まれる前ですが、フランキー・ヴァリという名前はよく知っています。おそらくわたしの世代のミュージカル映画ファンなら、きっと知っているはずです。

 

それはオリビア・ニュートン=ジョンとジョン・トラボルタが主演した『グリース』という映画です。この映画の主題歌を歌っていたのがフランキー・ヴァリです。だからわたしはあの独特の声と雰囲気を知っています。そのことを思い出すと、映画のフランキーの特徴のある声が納得できました。まさしくフランキー・ヴァリの声です。

 

とにかくめちゃくちゃよくできた映画です。構成が本当に素晴らしい。クリント・イーストウッドの緻密さが見事に投影された作品だと思います。まったく隙のない映画です。だから何度でも観ることができます。特に後半からエンディングにかけてが素晴らしすぎます。

 

ギタリストのトミーの借金が原因で、グループは空中分解します。でもソロになったフランキーは、必死でトミーが作った借金を返そうとします。年間で200回ものライブをこなして金を稼ぎます。それは今の自分があるのは、トミーがいたからだと感謝しているからです。

 

ところが歌手を志していたフランシーヌという娘がドラッグが原因で死んでしまいます。絶望して歌うことができなくなったフランキーを、フォー・シーズンズの仲間だったボブが助けます。才能ある作曲家であるボブが作った歌が『君の瞳に恋してる』(Can’t Take My Eyes Off You)という有名な曲です。多くのアーティストがカヴァーしていますから、若い世代の人でも聴いたことがあるはずです。

 

わたしのめちゃ大好きな曲ですが、単なるラヴソングだと思っていました。でもこの映画を観て知りました。フランキーが亡くなった娘を想う歌だったのです。再びステージにたったフランキーが恋していたのは、愛する娘の瞳だったのだと思います。もうこの段階で号泣です。

 

エンディング近くになると、1990年にフォー・シーズンズのメンバーがロックの殿堂入りするシーンになります。そこで25年ぶりに4人が集まりました。年老いた4人がステージで歌い始めます。そろって後ろを向いて振り返った直後、若い日の4人に戻るのです。そこでまたまた号泣。

 

そしてエンディングが凄すぎます。初めて『シェリー』の歌が完成した時の4人が登場します。このブログの写真のシーンです。街灯の下で美しいハーモニーを聴かせます。その直後エンディングになって、まるで舞台ミュージカルのラストのように出演者全員でダンスをするのです!

 

もうこのエンディングでだめ押しです。今こうしてブログに書いているだけで涙が出てきました。このアイデアを持ち出したのは、監督のクリント・イーストウッドだそうです。さすがですね。もしまだ観ていない人がいたら、ぜひぜひ観てください。本当に素晴らしい映画です。

 

せっかくですので、本物のフランキー・ヴァリの映像を見つけました。曲のタイトルはもちろん『君の瞳に恋してる』です。

 

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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