設定に難ありでも面白い
うぅぅ〜つらい。このブログ途中まで書いたのに、変なキーを押してしまい全部消えてしまった。ということで書き直している(涙)
今日は6月30日で夏越の大祓。晴れの日に比べたら雨なのでお参りした人は少なかっただろうな。ボクと妻は先週にお参りを済ませているし、昨日は自宅用の茅の輪も運良くいただけた。そして今日の午前中は水回りのプチ大掃除を済ませたので、気持ちよく今年の後半を迎えることができる。
今年の後半も何かと忙しくなりそうなので、気合を入れて新しい月を迎えようと思う。ということで今年の前半最後の映画を観た。2024年の112本目の作品なので、いい感じでノルマを消化できている。
2024年 映画#112
『エンバー 失われた光の物語』(原題: City of Ember)という2008年のアメリカ映画。写真のシアーシャ・ローナンの大ファンなので選んだ作品。ボクが彼女の作品を初めて観たのは『ラブリー・ボーン』という連続殺人の怖い映画。スタンリー・トゥッチが恐ろしい連続殺人犯を演じていた。
その時に演技の上手い子役だなぁと思っていたら、あっという間に大人の女性になってアカデミー賞に何度もノミネートされている。『ハンナ』という映画も良かったし、『若草物語』の最新版で演じた主人公のジョーの演技は最高だった。
この映画は『ラブリ・ボーン』より1年前の作品で、彼女がまだ14歳くらいの時。それでも存在感のある演技でこの作品を牽引していた。SFファンタジーという内容かな。
ただ設定にかなりツッコミどころがある。人類の滅亡が避けられなくなった。そこで地下に都市をつくり、一部の人間を生存させることにした。なぜ人類が滅亡するかについてはスルー。さらに200年後くらいなら地上に出てこれるだろうと考え、そのためのボックスを用意した。
200年が経過すれば自動的にボックスが開いて、地上への脱出方法がわかるというもの。ところがその箱は200年の間に失われ、地下都市は発電機の故障によって電力を完全に失おうとしていた。市長は大量の食料を隠蔽して自分だけ生き残ろうとしている。
ところがシアーシャ・ローナン演じるリーナがその箱を見つけ、友人のドゥーンと一緒に地上へ脱出する方法を探すというもの。地下世界に暮らす人は、地上の存在を知らないという設定になっている。でもそんなことあり得ないだろう。
地上に住んでいた記憶がある人は全て死んでいる。けれども文章にして残すことはできるはず。なのにたかだか200年で街の人たちが地上の存在を忘れてしまうなんてあり得ない。
そしてなぜ地上世界に脱出するのに、あんなに危険が多い難しい設定になっているんだろう? 冒険映画にしたいのはわかるけれど、子孫たちのことを考えるなら、もっとシンプルに地上へ出る方法を残せるはず。でもそんなことを考えたていたら白けてしまうので、ひたすら可愛いシアーシャ・ローナンの姿を追いかけていた。そうして切り替えると、なかなか面白い作品だったと思う。
さて、2024年の後半も頑張ろう〜〜!
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