多面指し
チェスでも一度にたくさんの相手と対局をする多面指しをすることがあります。
私は最高で18面まで同時にやったことがあるのですが、決着がつくまでに歩く距離だけでもかなりのもので体力的にも相当きついものがあります。
ちなみに同時対局の世界記録は2009年にブルガリアのGMゲオルギエフ氏が叩き上げた360局です。信じられない数字です!!
なんでも体作りから入念に準備をしてこの記録に挑んだそうです。
同時に複数の試合をやること自体は、目の前の局面に集中すればいいので、見た目ほどは難しくないです。
しかし!!
目隠しチェスでの多面指しとなると話は全く違ってきます。
目隠しチェスとは口頭で駒の動きをやりとりし、盤を見ずに試合を進めるチェスのことです。とった駒を使えない分、目隠し将棋と比べればだいぶ楽ですが、それでもなかなか集中力を使います。
目隠し一面であれば、実は特別な能力というわけではなくチェスを長く続けていれば割と誰でもできるようになります。実際、目隠しチェスができるようになるための特別な訓練をしたことは一度もありません。
12月23日(日祝)に開かれる世界の将棋大会というイベントで、その目隠し多面指しに挑戦させていただくことになりました。以前一度だけ3面での目隠しをやったことがあるということで、3面からスタートして行けそうだったら5面まで増える予定です。
こちらの世界記録は45面だそうです。
世界記録にはまだまだ遠く及びませんが、精一杯頑張りたいと思います。
お時間のある方はぜひお越しください。
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