RESPECT AND DIGNITY（尊敬と尊厳）
『周りがどうであれ、
尊敬する心を失うな』
尊敬とは尊(とうと)び
うやまうことである。
それを英語で訳すと
RESPECT(リスペクト)という…
今は尊敬する心が見失われている
時代でもある。
そして尊敬が見失われて行く処には
尊厳（DIGNITY）も失われて行く
人を敬う優しき心は誰もが
与えられている尊い賜物である。
只、残念なのは多くの人たちが、
その朽ち果てることのない天からの
財産(祝福)に気付かずに
生きてしまっている…
THE BIBLEには
「欲がはらんで罪を生み、
罪が熟(じゅく)すると
死を生み出す」
とある。
欲張(よくば)る思いは誰もが己の中に
秘めているものではあるが、
度が過ぎると自分にも、
また他の人にも害(支障)を
来たしてしまう…
「欲(よく)」とは根本的に
尊敬する事を無視し、
他者を己の思うままにする事をいう。
魂のロッカーJESUSが
弟子たちに教えた
THE LOD’S PRAYER(主の祈り)
の中に
「われらを試みに会わせず、
悪より救い出したまえ…」
という節がある。
それは人間自身が誘惑(ゆうわく)に
流され、大いなる存在、
また己や人に対しての 尊敬
また尊厳を見失って
悪に染(そ)まってしまわまいように
意識することの大切さを教えている。
罪とは世の法律を破って犯罪を犯す
という事だけにとどまらず、
言語のギリシャ語では
「ハマルティヤ(的外れ)」
と訳されている。
「人は誰もがみな罪人である」
という言葉は人間の尊敬と尊厳の源
である存在から「的を外して」
すなわち背を向けて生きていることを
意味している。
人は往々にして尊敬と尊厳を
見失ってしまう…
やられたら…やりかえす…
目には目をからは
本当の平和、また平安、
そして自由や愛情は
生まれては来ない…
JESUSが教えた主の祈りの冒頭は
「天にいます、我らの父よ…願わくば
あなたの名が
崇(あが)められますように…」
(この上のないものとして
尊敬すること)とある。
あなたにとってあがめ(ほめたたえ)
られるべき存在がいることを
忘れてはならない…
その存在を意識することが
尊敬と尊厳を日々の生活の中で
あらわして行くことに繋がって行く…
欲に流されて悪に染まってしまう
我々のために尊敬と尊厳を見捨てずに
大いなる存在は人(JESUS)となって
十字架に架かってくれたのである。
「父よ彼らを赦してあげてください…
自分が何をしているのか
分からないでいるのです…」
と息を引きとる前に祈られたJESUSの
ことばに我々への尊敬と尊厳の思いを
感じさせられる…
あなたはどうだろう…
今日という日が己に対して、
また周りに対して尊敬の心を
失わずに接することが
できる日となります様に…
『畏敬の念が失われる時に
人また己への尊厳も失われて行く…』
アーサー・ホーランド
2017.10.05
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