恩師の本
ある場所で師匠で恩師の広岡達朗さん
の本に出会えた。
「成功への羅針盤」
平成9年、いまから19年前の本だが、
近い将来のプロ野球界への提言を書い
てあるが、今現在のプロ野球界がまさ
に当てはまる。
プロという競争社会なのに、仲良し的
に、厳しさが希薄な現状・・
首脳陣は選手に気をつかい、球団は選
手の言いなり…… 育成と指導はど
うなっているのか…………
本の中に 「ベテランと若手の拮抗、ラ
イバル意識、先輩と後輩の厳しい人間
関係と同時にプロとして、男として血
の通った生の人間関係があった。
と、書いてある。
プロ野球界も一般社会も、組織でも、
今一番、足りないような気がする。
野球は技術を使う。選手は常に上手く
なりたいと思っている。勝ちたいと思
っている。
プロの一軍選手が全て一流ではない。
未熟者も多くいる
ならば、やるべき事、やってはいけな
い事。上手くなる術を伝え、ある時期
までは強制的にやらさなければならな
い。
時が過ぎれば、いつか必ず感謝に変わ
るものだ。
妥協しない尺度が、大分、下がってい
るような気がする。
今も恩師は 元気です！
