ブンデスリーガ プレーオフ
ブンデスリーガプレーオフは、
ケルンが残留!
ブンデス1部16位ケルンvsブンデス2部3位ホルシュタインキールの試合、2ndレグは5-1でケルンが勝利し、トータルスコア5-2でケルンの残留が決定した。
1stレグはアウェイのホルシュタインキールが1-0で見事な勝利をおさめての2ndレグだったから、特に両チームのゲームのアプローチ(準備)に注目してみていた。
ケルン、フンケル監督の1stレグから短い時間での準備「采配」はズバリ的中で選手のパフォーマンスもVery good!
ハイプレスや相手背後を狙いとしながら前に押し込むシンプルなやり方だけでなく、ここからプラスアルファができることがこの試合の鍵となっていた。
ゴールは全てクロスからのゴールとセットプレーからの流れ(スローイン、CK、FK)だったが、このような戦いをするには誰をどのように使い活かしていくのか?
ボールを奪う位置の設定や奪ってからサイド中心に攻撃し、サイド中心に攻撃しながら敵陣に押し込めば自然とセットプレーは増えていく。
セットプレーはケルンの武器でもある。
特にこの2ndレグでのセットプレーでは沢山のバリエーションを準備して相手を翻弄した。
ケルンはショートコーナーにしても、「えっ?そこでショートコーナー?」というクエッションもなくそれをみんなが共有し実行できていた。
あとは仕上げの部分でボックス内へボールが入ればストライカーのアンディションが決める。
またアンディションだけでなく右サイドのヴォルフなどもボックスへ入り、決める部分に厚みを持たせる。
良い監督は選手交代もうまい。
バッチリ機能してゲームを終わらせる。
点差が2,3と開いても、残り時間を待って守備するのではなく、4つの局面をよく理解しながら最後は5-1で完結し一連がまとまっていた。
とても勉強になる試合だった。
皆さん、今シーズンもありがとうございました。
毎試合の分析では、全試合のスタッツ、また毎試合100ページぐらいある資料を準備してくれるので知らないことを知れて大変勉強になりました。
中継は多くの皆さんの支えにより成り立ち、一緒に作り上げています。選手時代の僕には分からないことでした。
メディアを通じサッカーの価値を高めることは、日本サッカー発展のためにも最も重要なことだと思います。
来シーズンのブンデスリーガはバイエルンはじめ上位6チームは全て監督が変わり、原口元気は遠藤渓太と同じウニオンベルリンに加わり、更に日本人が増え見どころが沢山あります。
今から来シーズンが楽しみです。
今シーズンもお世話になりました。
来シーズンもよろしくお願いします。
#スカパー #ブンデスリーガ #bundesliga #プレーオフ #ケルン #ホルシュタインキール #サッカー #football #futbol #安井成行 #commentator #松原良香 #yoshikamatsubara
コメント (0件)
現在、この記事へのコメント/トラックバックは受け付けていません。