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沖縄はそして辺野古問題は戦後70年、日米政府によりレイプされ続けられていると言うことに他ならない

先月

沖縄から東京へ帰る日、俺は心密かに(別に心密かにでなくても良いのだが)もう沖縄に絶対に住むぞ!と心に決めていた。ただ何処に住むのかは自分でも全くわからなかった

たまたま縁があり

あちらでお世話になった人から 

「中山さん飛行機まだ時間ありますから辺野古の海、見てい行きませんか?」

と聞かれ

急遽その海を観に行く事になった。

辺野古の海は、、、バスクリンを入れたように、、、本当に綺麗だった、、、

写真で観たことはがあるが ジュゴンと言うのが 餌を 食べに来るらしいのだ!


しかし海は悲しそうだった。

東京に戻っても

それが ズウっと、、、梅雨時の物干し竿に

放ったらかされた一枚のパンツの

ように、、、おれの心のなかに引っかかっていた

初めて沖縄を訪ねたのは今から

役30年程前の事だろうか 

役者としてたいして売れていないのに

生意気な俺は

梶原一輝さんの弟、真樹先生のワルと言う作品で

偶然再会した鶴田浩二さんの娘さやかに向かい言った

「なあ さやか何で俺達の部屋はあんなにダサくて待遇もしみったれてんだ?」 と愚痴ると「一也、役者は売れてなんぼなのよ」と言われ

頭に来た俺は

「よし、じゃあパアッと沖縄観光巡りとでも行くか!」そう言ってタクシーを一台チャーターし大名気分で首里城や色々な名所を回り心は浮かれていた。しかしその中で ひめゆりの塔 に行った際、急に心が沈んだ。涙が溢れ出た。俺は普段、突っ張っているので恥ずかしくてさやかに顔を見られたくなくて 顔を隠しながら泣いた。

今井正監督のひめゆりの塔にご縁あって出たことがある。電話交換手の若き女子達が戦火の中で自分の使命をまっとうし命をかけて死んで行った、、、手榴弾を手渡され、けなげにも皆で輪を作り最後は覚悟の爆死をして逝った人達、、、バンザイ バンザイと叫びながら海に断崖から飛び降り死んで行った人達の悲痛な思いが 俺の心に届いていたのかもしれな


2、3年前、LAのいつも一人で行くメキシコ人がいる何故か心落ち着く安カフェで一人の若者に出会った。彼は沖縄から来

留学生でオヤジは那覇市内でガソリンスタンドをしていて将来は後を継ぐと言っていた。俺は夢中でその若者に沖縄の事を聞いていた。そして君もし俺が

沖縄に行ったら俺に

協力してくれないかとまで言ってしまった。やった事などないがラジオなど良いかな等とその時、俺は心の中で沖縄に行って何か出来ないだろうかそう考え

ていたのだ、、、きっと沖縄のことがズーっと気になっていたのだろうと思う。

 沖縄の基地問題、福島の原発問題もそうだが人が嫌がる事を背負ってきてくれてるわけだから、もっと本土の人間が地方の人達に感謝の気持ちといたわりの心

でいなければ駄目だと思う。

俺が必死で俺の映画にだそうと口説いた滝川クリステルも言っているだろ、おもてなしの心、優しさこそが日本の美徳だと、、、

誰か知らないが俺を沖縄に

行かそうとしてるようだ、、、沖縄の何かがこっちさ来いこっちさ来い、、、とそ

う言っている

だから俺は 

又、行って、「お~い

元気出せ~

がんばれ~っと、」としばらく行って俺のいささか狂った心とあの

元気のなさそうな海を元気付けてこようと思っている。下手するとず~っと住み着いてしまうのではと今から心配している


PS、ちょうど大型の台風が来ているとのこと飛行機が墜ちたら手を合わせてくれ 金が続く限りいたいと思っているが、、、さて



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中山一也(なかやまかずや)
身長・体重:172cm ・72kg
生年月日:1956年1月20日

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