アジアインドアゲームズ 2013
ご報告が遅れてしまいましたが、6/26〜7/5に日本女子フットサル代表の選手として大会に出てきました!
予選3試合、決勝トーナメント2試合。
アジアのNo.1を決める大会。
日本は2007年と2009年に優勝していて、今回は三連覇のかかった大会でした。
私自身この大会に出るのは初めてで、ヨーロッパなどの世界のチームとは対戦してきましたが、アジアのチームと対戦する機会はほとんどありませんでした。
世界大会とは雰囲気も対戦チームも違うというのは聞いていたし、この大会にかける想いはとても大きかったです。
どこの国にも金メダルを取れるチャンスはあるし、強化合宿をしている国もあるし、アジアのレベルは確実に上がっていました。
準決勝のタイ戦、前半を0-0で折り返し、チームに焦りはなかったけど先制するまでは我慢の時間が続きました。先制点を決めて追加点を決めると相手はパワープレーをしてきました。パワープレーで1点返され、残り2分?1分半?とにかく長かった…苦しかった。終了のホイッスルが鳴った瞬間、泣きそうになったけど我慢しました!まだ早い!って。笑
決勝はイランとでした。
イランは半年前の世界大会で対戦していました。その時は勝ったけど、ギリギリの勝利だったし、なんといってもめちゃくちゃ速いカウンターと点で合わせるパスワーク。前半を0-1で折り返し、ロッカールームでたくさん話しました。後半はまずは一点、一点返したら絶対勝てる!って思っていました。そして一点を返して後半が終わりました。延長戦は5分ハーフ。後半の残り2分半ぐらいで1点入れました!そこから相手はパワープレー!これまた長い長い…マークのズレもあったし、ドフリーでシュートされたり、覚えているのは所々だけどきっとあり得ないプレーがたくさんあったと思います。みんな気力で戦っていました!試合終了のホイッスルと同時に号泣ーーー。生まれて初めて‘嬉し泣き’というのを体験しました。一生忘れません!
この大会を通して、目の前の試合に対して誰一人諦める人はいませんでした。選手もスタッフも。
日々チームは一つになっていきました。
周りからは余裕だったでしょ?という声を聞くけれど、一つも楽な試合なんてなかったし、チーム名や国名で勝てる試合なんてないと思ってます。
決勝の直前に男子代表が激励してくれました。その時のミゲル監督の言葉「強い想いを持つ者が勝つ」。
某チームの監督もよく言っています。ミゲル監督とその監督、全く同じ話をしていました。
そしてなんといっても、応援が私たちを優勝へと導いてくれたといっても過言ではありません。
観客席ではサポーター,親御さん,男子代表,他競技の選手、本当にたくさんの方々が応援してくれていました!もちろん日本からも結果を気にしてくれていた人たちがたくさんいました。
この大会を通じて、この代表活動を通じて、本当に貴重な経験をさせていただきました!
携わってくれた全ての方々に感謝します。
と、真面目に書いてきましたが、今回もたくさん笑った二週間になりました。
試合中に真面目に頭の上でボールを弾ませながらキャッチしていた選手、忘れ物をしたりカードキーをインルームしてしまったりミーティング中に携帯が鳴ってしまったりして罰として一日中ビブスを着ていた選手、寝てはいけない時間に寝てしまって監督と相席した選手、たくさん踊っていた選手、本当にたくさん笑わせてもらいました!
普段おちゃらけている選手も、試合になれば真面目で貪欲で、それがチームが一つになれたことの一つなのかなとも思います。
みんなと過ごした二週間は‘宝物’です!
ありがとうございましたm(_ _)m
grazie〜感謝〜