CMが大事
今の日本の芸能界には
役者と呼べる人が
一体何人いるんでしょうか。
ほとんどの人が
CMタレントですね。
例えば
女優Aさんが民放のドラマの
主演をやりました。
1話200万で
10話だと2000万
事務所に入るとします。
1年に4クール
ありますが
さすがに
1年中ずっと主演で出続けられる人は
なかなかいません。
それが朝ドラや大河ドラマになると
ギャラは10分の1くらいに
なります。
(田中調べ)
普通なら
ギャラが高い方に出たいですね。
それでも
朝ドラや大河ドラマに出る理由。
NHKに出ると
幅広い年齢層の視聴者から
注目されて
イメージも良いので
CMが決まりやすいからです。
主演クラスだと
CM一本出たら5000万
事務所に入ります。
ドラマで何ヶ月も拘束されて
2000万もらうか
CMで1日拘束されて
5000万もらうかだと
事務所も本人も
CMにどんどん出ていきたいですね。
CMのオファーがきて
自分は役者だから
CMは一切やりません
と断る方は
今いないんじゃないでしょうか。
だから
イメージが悪くなって
CMに出られなくてもいいから
自分がやりたい役を
演じたいと
言う役者もいなければ
事務所もそんな仕事は断るので
日本には
CMタレントしかいないし、
本当に映像化するべき
良い作品は
演じる人がいないから
なかなか出てこないんです。
CMなんて出なくていいから
お芝居だけがしたいという
役者さんがいたら
日本の芸能界も
変わりそうですね。
鳥越俊太郎さんが
都知事になった際は
コメンテーター枠を
ぜひ田中に。