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『MORE THAN ENOUGH』(余りあるほどある)


「余りあるほどの豊かさが

   すでにあなたにはある」


良いと思える日もあれば、

そうではない日もある…

だからといって損得(そんとく)で

起きてしまったことを

判断しないことである。


魂のロッカーは

「たとえ全世界を手に入れても

   まことのいのちを損したら

   何の得になるでしょう…」

と語っている。


得をしたと思っても

実は損することがあり、

損をしたと思っても、

得(とく)をすることがある。


人は誰であれ損得で良し悪しを

決め様とするケチなところがある。


「人生、最後に残るのは

   集めたものでなく

   与えたものである…」

とフランスの詩人

ジェラルド・シャンドリーは謳っている。


THE BIBLEには

「貰(もら)うよりは与えるほうが

   幸いである…

   また、仕えられるよりは

   仕える者であれ…

   小さなことに忠実な者は

   多くを任される…」

とある。


与えることや仕えることは

決して損をすることではない…


羊飼いであった少年ダビデは

誠実さと忠実さをもって

羊を養い、育て、導いたが故に、

後にイスラエルの民を導く

王となるのである。


詩人でもあったダビデは詩篇の中で

「主は私の羊飼い、

    私は乏(とぼ)しいことがない…」

と謳っている。


「乏(とぼ)しいことがない」

という言葉は

「私は十二分に、

   また余りあるほど満たされている」

ということを意味する。


こんなに祝福されている自分にとって、

これ以上いったい何が必要なのですか…

と問うことでもある。


何にも代(か)え難い恵みといつくしみが

あなたに注がれていることを

忘れない様に…


今日という日が損得で物事を

捉(とら)えるのではなく、

余りあるほどの

祝福が与えられている自分に

気づくことができる日で

あります様に…


『何もないのではなく

   余りあるほど与えられている』


アーサー・ホーランド

2018.10.4




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アーサー・ホーランド
生年月日:1951年9月27日
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