『STARTOVER』 (新たな出発)
「もう終わりではなく、さあ、今から始まる」
狭苦しい世の中である
ギスギスして働くことは我慢して生きることでもある
浮世ではわがままを和を乱す行為とみなす
されど周りと波長を合わせて生きることは
己の志す(こころざす)生き方を妥協することにもなる
やれ辛抱しろだの忍耐しろだの、周りのことを思いやることが大事だの
美辞麗句(びじれいく)を並べ立てるが
ほとんどは建て前である
本音はそれぞれの人が蜃気楼のように
消えて無くなるいつわりの幸福を得るために生きている
ただ謙遜を装っているだけで偽善者になりさがっていることに
気づけないでいるのだ
堅苦しい宗教者のようにきれいごとを言うわりには
したたかにけち臭く生きている
「罪を犯してはいけない」と定説を語りながら
己自身が罪を犯していることに気づいていないのである
素直になることだ
魂のROCKERは
「幼子のようにならなければ
神の国に入れない
医者を必要とするものは
健康な者ではなく
病人である
わたしは罪人を招いて救うために来たのだ」
と謳っている
人は誰であれみな罪人である
THE BIBLEには
「義人など一人もいない
だから人をさばくな
あなたがたも裁かれないためだ」
とある
人はみな罪業深重(ざいごうじんじゅう)の凡夫である
理想とはうらはらに現実は理想に到達できない
弱さをもっている
弱い立場の人を上から目線で批判するのは
やめた方がいい
JESUSは
「人にしたことは
わたしにしたことだ」
と謳っている
さばくよりは憐れみを持つことである
憎むよりは愛することである
さげすむよりは手を差し伸べてあげるといい
見下すのではなく
その人の徳を高めてあげることである
否定的になるよりは
肯定的であれ
人生ゆえにいろいろなことが起こる
しかしそれら全ては
「裸であっても恥ずかしくない」存在として想像された
人間味ある人間に変えられるためにあると思えばいい
今日こそあなたにとって新たなる出発の日となりますように…
「今日こそ新たな出発の日…今こそ新たな始まり」
2019.11.28
アーサー・ホーランド
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