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小型犬に生まれつき多い「膝蓋骨脱臼」 別名「パテラ」の予防と対策

小型犬に生まれつき多い「膝蓋骨脱臼」。

別名「パテラ」とも言います。

 

特徴としては「O脚」になる事が

この病気の目安です。

 

O脚は、膝蓋骨が内側にはずれる

内方脱臼が進行したときに見られます。

ひざが伸ばせないため、腰の位置が下がっています。

後ろから見ると、足と足の間が開いてO字形になるのです。

 

ではこれ以上悪化しないように

予防のために「ひざにやさしい生活」をするには

どんな事に気つければいいのでしょうか?

 

1、適正体重をキープする  

  肥満はひざに負担をかけ発症リスクを高めます。

   体を支えながら、ひざの曲げ伸ばしをする膝関節には

  大きな負荷がかかります。

 

  肥満になると、足をひねったときにひざにかかる力が倍増したり

  O脚になりやすくなったりするため

 「適正体重をキープ」するようにしましょう。 

 

2、適切な運動をさせる  

  「ひざのお皿がはずれないように運動を控えよう」と考えたくなりますが

  その考え方は間違えです。

  むしろ、運動して筋肉がしっかり発達すると、筋肉が支えになり

  膝蓋骨がはずれにくくなる効果が期待できます。

 

3、お部屋にマットを敷くなど滑らない床にする  

  フローリングなどの滑りやすい床は発症の

  きっかけになりやすい フローリングのような

  ツルツルした床は、滑りやすく、歩くだけでひざに負荷がかかります。

  滑りにくいマットを敷くなど、足が滑らない環境を整えてあげて下さい。

 

注意して頂きたいのは

 愛犬に現在症状がなくても、ひざにやさしい生活を心がけして欲しいと思います。

特に「フローリング」です。

足に負担をかけすぎてしまい、気がついたら「膝蓋骨脱臼」になっていた。。。

と言う事も考えられなくはありません。

 

日頃から注意して

あげて下さいね。。。

 

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佐藤貴紀|さとうたかのり(獣医師)プロフィール

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佐藤貴紀(さとうたかのり)
生年月日:1978年2月6日生まれ
血液型:A型
出身地:東京都町田市出身

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