ふじのくにケアフェスタ②
ふじのくにフェスタ2015!!
さていよいよトークショーです
素敵な楽屋も用意していただき、
私が介護を始めたきっかけや
日々の介護のはなし
モデルと介護の両立のことなどを
話させていただきました。
介護を続けられるコツは
もちろん、介護に語りきれないほどの魅力があるからなんですが、
「介護を楽しむコツ」というのも大事だと思っています。
おじいちゃんおばあちゃんの尊敬するところ、言動に隠されたメッセージに気づくこと、その上で人間対人間のコミュニケーションが取れるようになることは、共に生活をする私達になくてはならないものです。
トークショーの中で、
「おばあちゃんにお尻にペンペンってすることがあります。」
と、お話しました。
トークショーの中で一番印象的だったと、学生さんから言われましたが、
確かにそうですね。笑
偉い先生方が聞いたら
怒られそう。w
でもね、
こんな風になるまで
『1年』かかったんですよ。
色んな手をつかって
たくさんの情報収集をして
その人が笑ってくれることを
毎日の介護をしながら
一生懸命考えました。
作り笑いや愛想笑いではなく、
本物の笑顔です。
◽︎おばあちゃん達を笑顔にすること。
◽︎今日を生きてて良かったと思ってもらうこと。
この二つに限っては、
どんな偉い先生にも負けるつもりはありません。
いまでは、おばあちゃんから私のお尻にペンペンしてくれたり、ほかの人も巻き込んで、完全に日常になってます。w
少し馴れ馴れしすぎるんじゃないか?
人生の大先輩にそんな事していいの?っと
思う方もいるかもしれません。
はい、
基本はダメですよ。笑
相手の尊厳を守ることは
絶対条件です。
適度な距離を保つことで
自分自身を守ることもできますね。
でもいちばん大事なことは
彼女たちがなにを望んでいるかです。
トークショーでも話しましたが、
人間がいちばん望んでいることを
理解することがポイントです。
自己満足でないプロの介護が出来るようになるのはそこからだと思います。
私もまだまだですがw
今回のトークショーは30分でしたが、
一般の方に介護を説明する難しさを
改めて痛感しました。
介護をやったことのない方に
どうやったら伝わるんだろう?
介護の魅力を語れば、朝になるけど
興味のない人に
どうやって伝えたらイメージできるんだろう?
って、たくさん考えさせられました。
下手っぴな私の話を
最後まで聞いてくださった静岡の皆さまに感謝します。
ありがとうございました。
yun.