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AKB握手会でのノコギリ事件。あーだこーだ言う前に、大森靖子さんのブログを読んで欲しい

AKB握手会でのノコギリ事件。あーだこーだ言う前に、大森靖子さんのブログを読んで欲しい。


http://blog.livedoor.jp/omorimorimori/archives/52153603.html


モーニング娘。の握手会に参加するようになったのは、シングル「One・Two・Three」の時だ。はじめてCDを複数枚買ったのも、その時。やっぱり腐っても(笑)ミュージシャンだから、CDを複数買うのには抵抗があったし、それまでは、彼女達と接触するのはなんか違うと思っていたが、そうも言ってられない流れを感じていたし、何より上に這い上がる気合を曲にもPVにもメンバーにも事務所にも感じ、ファンも絶対にそのムードに乗るべきだと確信した。道重さんがリーダーになって一発目、50枚目のシングルだった。とりあえず、道重さんに会う心の準備はできないから、9、10期メンバーだけの握手会に参加した。

一言だけ話せる時間のなかで伝えたいことってなんだろう、考えている間にどんどん本人達が近づいてきた。
私は「ありがとうございます!」「ありがとうございます!」「ありがとうございます!」「あ、鞘師さん、本当にいつもありがとうございます!」と接客業のように「ありがとうございます」を8人に8回繰り返しながら右に流れた。
そしてメンバーもそれぞれみんな私に「ありがとうー!」「ありがとうございます!」と言ってくれていた。

とりあえず生メンバーが生きて存在しているということを確認できて、ひとしきり感動して泣いて、(コンサートは本当にキラキラしすぎてて夢みたいで、夢なんじゃないかって思ってしまうから実感がなかった)、毎日生きる力を与えてくれているメンバーに感謝を伝えられたことが、何よりよかったなと思い、隣に並んでいたりほりほヲタの女の子と「可愛かったですねえ!可愛かったですねえ!本当に可愛かったですねえ!!!」と言いあいながら駅に向かい、帰宅した。
握手会は感謝を伝えられる場所なんだ、それなら道重さんにも会うべきだ、と思い、道重さんとの握手会にも行ったが、流石にさゆを前になんにも言えなくなる私に「どうもありがとう、またね!」と顔を覗き込むさゆはマリア様みたいで、またねってもうたった三文字で、「また会えるように、心を強くしてがんばりなさい、みていてあげますよ」みたいな包容力を感じてまた号泣しながら帰宅した。

ちょうど昨日読んだ、もはやヲタ友である劔さんの「あの頃」というエッセイ本。松浦亜弥さんのおっかけをしていた頃の劔さんが、阿倍野のヲタ友と繰り広げるあたたかい時間の話。読みながら、先日一緒にハロプロの話して飲んでた時に急に「あの頃みたいだ…」って泣きそうになってた劔さんの顔を思い出した。ユースケさんも帯コメントで「ハロ好きの人には悪い人はいない」って言ってたし…ねぇ おとーさん!なこの本のあとがきに、「僕はハロプロに恩返しがしたい」と書いていた。それは、卒業が決まっている道重さんの「モーニング娘。に恩返しがしたい」という発言と同じもので、そして私ももちろん同じ思いでいて、すごい感謝の連鎖だ!と思った。私は本当に道重さんやモーニング娘。ハロープロジェクト、つんくさんが大好きで、好きという信念こそ自由の根源だと道重さんは教えてくれたし、私が自分の活動において、ロックバンド、弾き語り、アイドル、サブカル、メジャー、アンダーグラウンド、どこにいてもなんか馴染めないな、自分だけ違う気がする、みたいな救われない気持ちで心が折れそうになるのを、頑張れたのは道重さんの戦い方をみてきたからだ。
そんな彼女にできる最善のことを、いつだって考えている。CDを買うことだったり、魅力を他のミュージシャンに話すことだったり、取材で道重さんの話をすることだったり、歌をつくることだったり。
それはどのアイドルのファンも同じはずで、距離感や何ができるかの答えはそれぞれ違うにしたって、ほとんどのヲタはそういう気持ちでいると思う。
だから、AKB握手会でメンバーを切りつけるというニュースは、本当にショックだった。怒りでも呆れでもなくて、とにかく悲しいと思った。

三年前、歌を歌っていた友達が死んだことがわかった当日、共通の知り合いのシンガーが私に電話で「あいつの音楽を、盛り上げていこう。カバーライブしたり、とにかく知ってもらおう」と言った。私はまだ悲しいので精一杯で、まだそんなことは考えられなかった。
今回も、ネットで「これからの握手会のあり方がうんぬんかんぬん…これからアイドルになろうとする子が減るかもなーむーなーむー…」みたいなことを読んでも、全然ピンとこなくて、アイドルを傷つけるなんて悲しい悲しい悲しいこんな悲しいことはない、つらい、と思った。
好きな人にはいつだって愛で満たされて幸せでいて欲しい。頑張ってる可愛い子がみんなちゃんと報われればいいのにな、なんでこんな悲しいことがあるんだろう。





大森靖子公式

http://oomoriseiko.info/



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