空海の教え 人は何も持たずに生まれてくる。
空海の教えに、
人は何も持たずに生まれてくる
虚しく往きて、実ちて帰る
という言葉があります。
どの様な意味か、
それは
何もない所から生まれてきます。
それは何もできない、という事です。
何もできないのですから、「失敗は当たり前」です。
お子さんがいらっしゃる方であれば、お子さんを毎日見ていると良くわかるでしょう。
毎日転び、毎日失敗をたくさん繰り返します。
その結果、立てる様になり、喋れる様になります。
「失敗」=チャレンジです。
チャレンジをしない者は成長をしないのです。
失敗を恐れる人は、成長をしないのです。
実ちて帰るは、「たくさんの経験をし、亡くなっていく」という事です。
失敗を恐れる人は、この様に考えて下さい。
「自分には捨てる物や失うものは何もない、だから挑戦する事は怖くない」
と思うと良いのではないでしょうか。