伝えなければならない事
俺は自分が情けなく恥ずかしかった…
天皇皇后両陛下は被災者を気遣い被災地へ足を運び一人一人にお声をかけて歩いて回った。
長渕剛さんは毎日危険を顧みず任務にあたる自衛官達にエールを贈るためベースの中でライブを行った。
俺はまだ被災地へは行っていなかった…
試合を控えていた事もありやるせない思いもあったが皆さんの行動に励まされていた。
そしてようやく被災地へ物資を届けに行く事が出来ました。
現場はテレビや映画の世界とは全く違い想像を遥かに超える壮絶なものでした…
一部の報道では被災地には物資が溢れ食べ物などは期限がきれてしまうほどだと聞いていたのだが…
たしかに俺が回った避難所には物資が山のように積まれ溢れかえっていた。
そこで我々は大津波から難をを逃れ辛うじて自宅で生活をしている方々の家々を訪ね直接物資を届けることにした。
すると皆さんびっくりした様子で涙ながらに言っていた…
「わざわざ届けに来てくれたんですか?本当に本当にありがとうございます」
と…
どうやら幸か不幸か辛うじて自宅が残りそこで生活をしている人達には十分な物資が行き届いていないというのだ。
家を流され身内を求めそこで一緒に共同生活をしている人達への食料は分配されないようだ。
これがいまの現実なんです!!
なんだか不公平にならない様に皆平等にとか言ってる奴もいたけどまずは年寄りと子供が最優先だろうが!!
俺達は難しい事はよくわからないが目の前で苦しんでいる人がいれば最善を尽くし助けるだけだ。
俺一人の力なんかホント微力だけどまた必ず物資を持って届けに行くから待っててください…
必ず待っててください!!