アルケーロ
先月の話です(^-^)
以前にフットサルに来て頂いた小澤英明さんに久しぶりにお会いしました。
小澤さんは、Jリーグで累計20年近くプレーされてますが、2009年に強豪の鹿島アントラーズを退団してパラグアイに渡り、1部リーグのルケーニョでプレーされた物凄く熱いゴールキーパーです。
前回は一緒にプレーさせて頂いたのがメインでしたが、今回はじっくり話をすることが出来ました。
パラグアイはチラベルトをはじめとするゴールキーパー大国!
ゴールキーパーへの期待やリスペクトが非常に高い国です。
そのパラグアイで外国人枠扱いである日本人の小澤さんが1部リーグの選手となり、公式戦に出て活躍したことは物凄いことです。
偏見や差別やその他もろもろプレー以外の面でどうにもならないことが、特に南米ではあるように僕もパラグアイやボリビアに行き感じました。
そんな中、印象に残った話は
監督が変わり、新しい監督がたくさん自分好みの選手を連れてきた。
新監督から「お前は誰だ?チームから出て行け!」と言われたが粘り、レセルバ(2軍)に行く。
レセルバでは、グランドには馬がいて、木が2本立っているネットの無いゴールを背に、未来が見えない中でベストを尽くすしかなかった。
そんな中、何日かしたらその監督が成績不振で更迭。
その後にトップチームに戻り、試合出場を果たし活躍!
という一連の話です。
鹿島アントラーズというビッグクラブでずっとプレーされてた小澤さんが、パラグアイでここまでハングリーに戦われていた事を知り、刺激を受けないはずはありません。
「結局は戦えるか戦えないか」という言葉を重く感じました。
現在、小澤さんはトレーニングを続けながら「~Futbol Sin Fronteras~」という活動をされています。
「サッカーに国境はない」という意味です。
活動の詳細は以下のHPにて。
小澤さんHP
7月19日のエキシビションマッチにもVICTORAILのGKとしてプレー頂き、数多くのピンチを救ってくれました。
ちなみに題名のアルケーロとはスペイン語でゴールキーパーという意味です。
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