鉄道風景:24 またまたカレンダー
タイトルの通り、またまたカレンダーをアップです。
今度は鉄道カレンダー!
しかし、単独での市販はされていません。
RMの付録ですから、バックナンバーの購入をお勧めしましょう。
割安感はこの方があると思います。
それはさておき、トップ1月の写真が、下の通り C62 2 号機です。
梅小路で撮影しました。
この写真(当然カレンダーの複写)を出したことで伝えたいことは、
“写真は構図ではない、構成力だ” ということです。
2号機の つばめ が、構図に当てはまらない位置にあります。
でも、魅力ある写真として、立派に成立しています。
迫力あるし、つばめに、飛翔感があると思いませんか。
それは構図を念頭に撮影しているのではなく、自らの思いで
シャッターを切ってているからです。
このことは、何かの本から得た知識ではありません。
自分の写真を追求していくうちに、無意識的に得た方向性なのです。
3月に用いた写真もそうですね(下の写真)。
梅の樹木は大胆に中央の位置で扱っていますし、EF62重連の連結面は、
構図からは説明のつかない位置にあります。
それでいて写真に訴える力やまとまりのある美しさがあるのは、なぜでしょう。
それは構成力が、ここに存在しているからです。
下の写真は、雨上がりの下校の子どもをスナップしたものですが、
道の先端こそ構図のスイートスポットと合致しますが、主役の赤い傘は
構図から離れています。
カレンダーには、簡単な説明文がついています。
わずか3行ほどですが、これらの短文と、今回のブログを合致させると、
写真に大事なことは何かということが、理解できるようになっています。
鉄道写真を志す方々は、どうぞ。