FIFAグラスルーツコース＆フェスティバル
こんにちは！
インターン生の高橋彩乃です！
久しぶりのブログで少々緊張しています…(笑)
今日はFIFAグラスルーツコース＆フェスティバルに
ギラヴァンツからは千疋（せんびき）地域普及担当部長が参加しました。
Q.初めて耳にする方が多いと思いますが、
このFIFAグラスルーツコース＆フェスティバルとは何ですか？
A.グラスルーツとは、FIFAが主催となって開催している、
子どもを対象としたサッカーを普及させるための草の根運動のことです。
世界の子どもたちにサッカーを知ってもらうこと、
好きになってもらうこと、楽しんでもらうこと、
そしてその子どもたちがうまくなることを目的としています。
2002年に日韓ワールドカップが行われた後、
日本サッカー協会は代表の強化の為に普及に着目し、
裾野から土台を作り上げていくために、
翌年グラスルーツとしてのキッズプロジェクトを行いました。
今年は第4回目で、2012年は大阪、そして今年は福岡で行われました。
Q.具体的にはどのようなことをされるんですか？
A.午前中は講義を受け、午後からは実際に
子どもたちと接して実技を行います。
5泊6日間あって、最終日にフェスティバルが行われるので、
そのための準備と、日々の実技の反省点を踏まえて
打ち合わせを行っていきます。
講義を受けたのは36人で、
実際にフェスティバルに参加した大人は34人ですが、
フェスティバルには約380人の子どもが参加し、
その子ども達を34人でまわしたのでとても大変でした。
講義を受け実技を行った後に課題を出されるのですが、
その課題についてのディスカッションが
毎日深夜の1時から2時くらいまで行われていました。
最終日前日の夜は翌日の準備のために、2時間くらいしか寝れなかったです。
Q.反省点があったとのことですが、それはどのような点ですか？
A.配置と、役割分担についての打ち合わせを
毎日しっかり行っていましたが、
それでも振り返ってみると、
やはりもっと打ち合わせしておけばよかったとか、
デモンストレーションをしておけばよかった、
というような反省点はありました。
前に行われたグラスルーツでは視察を行いましたが、
アビスパ福岡のコーチがその時参加していて、
今回はアシスタントとして参加していたので、
彼にいろいろなアドバイスを貰い、情報交換を行いました。
最終日の午前中はフェスティバルとして、
トレーニングとゲームを行い、午後はトーナメントを行いましたが、
それにも得点方式、ポイント制、個人戦、チームでの得点方式など、
いろいろな形があることも学びました。
Q.参加してみて、感動した瞬間や感銘を受けた瞬間はありましたか？
A.やはり、子ども達が喜んでくれる姿を見るのは嬉しかったです。
今まで巡回指導とかはしていたけれども、
子どもの笑顔や子供の喜ぶ姿を見れるのは
子どもが主役のグラスルーツならではだと思います。
逆に、子どもが本気でゲームをして、勝ち負けがあって悔しさもある中で、
最後には笑って帰ってくれたり、親御さんから「見に来てよかった」
というような言葉を頂いたのも嬉しかったです。
Q.今回参加したことをどのようにしてギラヴァンツ北九州に還元していきたいですか？
A.準備は大変だけれども、
北九州でもこんな風に地域に密着した形でやってみれば、
家族全体でサポーターになってくれたり、
サッカーを好きになってくれたりするのではないかと思います。
日本サッカー協会もグラスルーツのような形でサッカーが地域に根付き、
人々が地元のチームを応援してくれることを目指しています。
まずはギラヴァンツが北九州のＪクラブとして、
北九州の人々にサッカーをより知ってもらって、
地域と一体になってサッカーを盛り上げていきたいですし、
そうしていくことがこのグラスルーツに参加した意義だと思います。
ただ、僕たちがこういうイベントを行ったりして、
行動していくことはもちろん大切だけれども、
メディアやテレビ、新聞、市制便りなどで常にこういうのがあると
わかってもらうことも大切だと思います。
活字だけではわからない部分があるから、取材してもらうことも重要です。
例えば「グラスルーツって何？」ってなったときに、
テレビで画像や映像を流すことで「こういうのなんだ」ってわかる。
活字で読むことだけではなくて、
見ることに繋げるためにうまくアピールしてもらって、
市とメディアとで三位一体になっていけば、
より一層サッカーの面白さもわかってもらえるし、
イベントにも多くの人が参加してもらえると思います。
ただこれはここ２～３年の問題ではありません。
グラスルーツはギラヴァンツを地域に根付かせて、
日本のサッカー文化を作っていくための第一歩だと思います。
日本サッカー協会では組織図として、
底辺から上にピラミッド型になっているけど、
一番下の、地域におけるサッカー文化の推進や普及の層をもっと厚くして、
サッカー人気を上げていくことが大切です。
質問は以上です！
千疋地域普及担当部長、ありがとうございました。
上記の質問とは別で聞いたのですが、
グラスルーツに参加している方々は情熱があって、
サッカーが本当に好きな人が多いとのことです。
子どもたちにサッカーを知ってもらいたい、
楽しんでもらいたいという強い気持ちを持った方々が
主軸となって進めるグラスルーツ。
すごく魅力的なイベントですよね＾＾
こんなイベントが北九州でも開催されて、
たくさんの子どもたちにサッカーを好きになってもらえれば、
今以上に北九州でサッカーが盛り上がっていきますね！
こうして千疋地域普及担当部長にお話しを聞いたり、
ギラヴァンツで様々な体験をさせていただいていく中で
もっともっとサッカーの楽しさを北九州の方々に知ってもらいたい、
ギラヴァンツを好きになってもらいたいという
気持ちがより強くなっていきます！
これからもより多くの情報を
発信していきたいと思います＾＾！
みなさんでギラヴァンツを応援して
北九州のサッカーを盛り上げていきましょう\(＾＾)/☆
