映画 「天才スピヴェット」
「天才スピヴェット」
一足先に試写に呼んでいただき観てきました。
ジュネの作品は夢と言う魔法で命を吹き込んでくれる。
本当に最高な時間でした。
愛しくも切なく胸を締め付ける思い、
世界を旅していてふと気づく瞬間の感情が沢山詰まっていました。
父の厳しさと広い背中、母の強さと弱さ、兄弟の絆と愛。
宝箱のような発想と感動の連続です、
近代生活に馴染んでいる僕たちが忘れがちの大切な
「何か」がこの映画には詰まっていました。
カイル・キャトレット君の悩み、苦しみ、外の世界に飛び出していく繊細なお芝居は役同様天才でした!
ヘレナのお母さんもニーアム・ウイルソンのお姉ちゃんも最高でした!
僕もこういう映画に参加して役の命を吹き込みたい。
人生を「スケッチ」しよう。
『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督 最新作!
天才スピヴェット
11月15日(土)全国ロードショー
The Young and Prodigious T.S. Spivet
監督ジャン=ピエール・ジュネ
カイル・キャトレット、ヘレナ・ボナム=カーター、
ジュディ・ディヴィス、カラム・キース・レニー、
ニーアム・ウィルソン、ドミニク・ピノン
10歳の天才科学者の壮大な家出の旅を描き、
世界初の最先端技術による3Dで、笑いと涙と驚きが飛び出す感動の物語!
STORY
フランス本国と日本で驚異の大ヒットを記録、観る者すべてを幸せにした『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が、待望の最新作で驚きの新境地を切り開いた!
主人公は、10歳の天才科学者スピヴェット。彼が独りで決行した、アメリカ大陸を横断するという、壮大なスケールの家出が描かれる。自分の才能を理解してくれない家族に黙って、権威ある科学賞の授章式に出掛けたのだ。ジュネ監督は自身初となる3Dに挑戦、独自の世界観を極めたプロダクション・デザインで徹底的に作りこんだ映像が、観る者をまさに夢の旅へと連れ出す。
人並み外れた想像力と好奇心でキラキラ輝く瞳が愛らしいスピヴェットには、これが映画デビュー作とは信じられないカイル・キャトレット。昆虫の研究に人生を捧げる風変りな母親役には、『英国王のスピーチ』やティム・バートン監督作品でおなじみのヘレナ・ボナム=カーター。
実はスピヴェットの家族は皆、彼の弟の死によってポッカリ空いた心の穴を抱えていた。それを小さな体で懸命に埋めようとするスピヴェットの健気な姿は、涙なくしては見られない。スピヴェットは無事に家へ帰り、家族は再び心を通い合わせることができるのか? 奇才ジュネ監督史上、最も感動的な最高傑作が、ここに誕生した。
映画『天才スピヴェット』予告編: