ナショナルへの想い マサ北宮戦
フルスロットルが勝ち上がれば
潰し合いになるな…
さてナショナルへの挑戦に向けて
なぜ
大原はじめがこのトーナメントに
出場するのか?
自分の想いやテーマを示したい
まずきっかけは
中嶋選手のあの発言
ヘビーもJrも関係ない
壁をこえたベルト
あの赤いGHCは
階級をこえた闘いのベルト
そこで階級もキャリアも
関係なしの
挑戦者決定トーナメントの提案
これには痺れたね
2代目でまだまだ赤子の
そのベルトを育てるため
トーナメントというドラマを
ベルトの成長の糧にする
ムイビエンなアイディアだと思った
中嶋選手の意図を汲み取ると
Jrの参加やキャリアの浅い人間の
参加がかなりキーポイントになるはず。
ここは自分が出るしかないって
すぐに思った
あと大きな理由がある
自分はここ1年間
やりたい事がありチャンスを
狙っている
まずそもそも杉浦軍に入ったのは
強さを求めて。
厳密に言うと
強さの伝わりやすいプロレスをする
スタイルを学ぶためとでも
言うのだろうか?
ノアのリングに上がり7年が経ち
大原はじめはどんな
選手のイメージか?
テクニシャン、曲者、腰攻め、ジャベ。
時々コミカルな試合する人。
そんなキャラクターイメージがあると
思う。
自分の耳にはこういった感想がよく
入ってくる。
しかし、デビューからいままで16年
様々な闘いをしてきた中で
ずっとデビューから知る人は僅かであり
この今大半の人が持っている
イメージだけなのはなんか
悔しい。
もっと幅のある様々な姿を
ノアでもみせたいと
ずっと思っていた。
その中でこのトーナメント
しかもシングル
正直、偉そうな事言ってしまうが
優勝はかなり出来る自信がある
ヘビーにムイビエンクラッチは有効だし
ジャベ各種は階級をこえる
シングルならカットされない
なんならダーティーファイトの技術もある。
優勝は正直、今までの
経験を駆使して勝ちにいけば
いける
ただ…
この勝ち
テクニックやダーティーファイト
老獪な闘いでの勝利になるだろう
しかもシュミレーションすると
とにかく技を受けまくり
相手の攻め疲れを狙い勝ちにいくだろう
果たしてそれでいいのか?
それでは自分は
イメージ通りの事しか
できていないんでは?
大原うまいなー
ではない
大原つよいなー
って言葉は勝ちとれないだろう
そんな勝ち方で評価を得る試合に
なるのか?
ナショナルの初代は杉浦さん。
ベルトのイメージに合う試合には
ならないんじゃないか?
そんな試合して挑戦者になったら
みんなどう思うか?
興ざめじゃないか。
杉浦軍にいた意味すら否定しかねないと
考えた。
なので自分は今回のテーマとして
武骨な試合
真正面からぶつかる
これを意識する
はっきりいってマサにその闘いは
賢くはない。
しかし、上記に記した通り
ただ勝つために
スマートにみえるような試合展開
だけなら意味のない闘いになってしまう。
全く今までのテクニックや技を
封じてというのは無理だが
赤ベルトの闘いに見合うような
ぶつかり合う武骨な試合を意識したい
難しいサジ加減だが
とにかく体格差、力の差に
ボロボロになってもぶち当たりたい
スマートな闘いだけじゃない姿で
優勝する事に意味がある
マサ北宮なんて
最高のシチュエーションだ
厳しいが最高だ
赤ベルトに見合う闘いを
新たな大原はじめの闘いができるよう
今日の試合に挑む
というわけで
エンジン全開
フルスロットル
正面突破だムイビエン