SAMURAI7公演終了。
長かった稽古〜公演も無事に終わりました。
怪我や事故が無く終われて、ほっとしています。
今回はシチロージ(相葉さん)の恋人、蛍屋という遊郭の女郎ユキノ役と、百姓や町人や機械兵、ウキョウ(中川さん)の取り巻き等等のアンサンブルもやっていたので、舞台裏では早着替えで汗だくになってました。
一番印象に残った私的大事件といえば。
ユキノで舞台袖で待機してシチロージに槍を渡しに行こうと思ったら、何故か槍がありませんでした。
本当に直前に予備の槍が見つかって、受け取って出ようとしたら、
槍がつかえて出られない!
「縦に持てよ!」と過去の自分につっこみ入れたくなりますが、
その時は気が動転していて、斜めに持って走ったので……
何やら舞台裏が壊れるような音と供に舞台上に出たものの……
槍の先が直角に曲がってる!!!
台詞を言いながらお客さんに見えないように片手で直すも、
やっぱり30度位は曲がってる!
シチロージさんごめんなさい。
一番苦労したのは、
2幕の最終戦闘シーン、シチロージの槍殺陣の後ろでユキノが同じ殺陣のシンクロ。
稽古場で初めて棒というものを持っていじってみるも、すねを殴打したり頭打ったりで(笑)
「全部覚えなきゃだめだぞ」
という演出の岡村先生の一言に、
これを相葉君と同じように回せと言うのですか!?と半泣きになりつつも、
テッサイ役で殺陣師の藤榮師匠に教えていただきながら、何とかこなすことが出来ました。
見ながらやるのではシンクロしないので、
ちゃんと、どこから敵が来て、どうさばいて、どう受けて……を考慮して殺陣を覚えてから、
それを、舞のようにアレンジ。
相葉君の呼吸やテンポ、刀と槍の効果音を覚えて、目の片端でシチロージを捉えつつ……。
出来なかったら主演に傷を付けてしまう。
出来なかったらシーンがぶち壊れる。
そんな緊張感で、頑張れました。
これが、見に来て下さったお客様の心に響くようなシーンになっていたらいいのですが。
とても、いい勉強をさせて頂きました。
温かくご指導頂きました演出家の岡村さん、出演者の皆様、舞台裏で奔走して下さったスタッフの皆様、ありがとうございました。
わざわざお時間を割いて頂き観に来て下さった方、及び関係者の方々、本当にありがとうございました。
台所に並べられたユンケルの空き瓶を眺めつつ、終わったんだなぁ、と実感しています(笑)
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