4月29日 トレーニングマッチ 3年生 vs ラランジャ学研・スチーム
3年生は4月29日(土)に木津川台公園で練習試合を行いました。
対戦相手はラランジャ学研・スチーム。
試合は25分ハーフで行いました。
1試合目
3-1(前半:3-0 後半:0-1)
勝ち
得点者:刀根 道下 田仲
2試合目
8-2(前半:3-1 後半:5-1)
勝ち
得点者:田中 川勝 刀根 中島颯太 中島楓基 山口×3
コートの縦の幅が普段よりは短い中で、どのようにゲームを組み立て相手のDFラインを突破するのかがカギとなった試合。
立ち上がりは縦に急ぎ過ぎて、個人だけのイメージで攻撃に出て、チームで上手く攻撃を組み立てることが出来ませんでした。
ハーフタイムに、「縦幅が狭いなら、横幅を上手く使って攻撃しよう」とチームで共通の認識を持ち、試合に再び臨みました。
前半でやっていた縦への攻撃に加えて、サイドの選手が最大限広がることで、ピッチを広くつかって、数的優位が出来たサイドのスペースを有効的に使いながら、チームで意図した攻撃が展開出来ました。
また、サイドから攻めることで、中央のスペースが出来たときには、中央から攻撃するなど、よく観ながら試合を進めることが出来ました。
サッカーはチームスポーツ。
チームスポーツでは、全員がチームでやるべきことを理解すること、「共通認識」を持つことが大切です。
チームとして何をしなければならないのか?何をするときなのか?
カウンターなのか?落ち着いてポゼッションするときなのか?いつスピードを上げ、いつ下げるのか?
試合で勝つためには、11人がチーム戦術を理解して闘わなければ勝てません。
日本人の個人のレベルは、海外でも高く評価されています。
現に、海外で活躍する日本人プレーヤーが増えていることがそれを証明しています。
しかし、チームとして見たとき、果たして日本は世界のどのあたりのレベルにいるのか?
スペインの育成年代と日本の育成年代の試合を比較して感じることは
「チームとして全員が機能しているかということ」
「勝つために、自分たちのサッカーをするためにやるべきことを理解していること」「チームで戦っていること」
「チームの中で個を生かすことを知っていること」
だと、感じています。ここの理解度に関しては、差は大きいと感じています。
その差を埋めるためにも、個の能力を伸ばしながら、より実践的なトレーニングを行なっていきます。
双方が伸びるよう、今後もトレーニングに取り組みます。
対戦して頂きましたラランジャ学研・スチームの選手、スタッフの皆様、いつもありがとうございます!
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