BOTY
バトル オブ ザ イヤー
battle of the year
BOTYでございます。
ブレイクダンスの世界大会ですよ!
まぁ、世界最高峰の
ダンスバトルで…
ブレイキンのみでぶつかり合う
言わばB-boy達のワールドカップ。
そんな大会をテーマにした映画
【Battle of the year】
これがほんと凄いんだ
クリスブラウンが主演なんだけども…
いやー。凄いっす。
というかこの映画、
ダンス映画でよくある、
悪ガキ達がダンスを通して恋愛や友情を深めていく…
ラストは大会で優勝してHappy…
みたいな?
そういう要素ももちろんあるんだけど、
この映画はちがーーーーう
HIPHOPカルチャーをしっかりと混ぜているところ。
HIPHOPていっても、色々あるんだけど
なんだろうな〜。
今でも少しだけ残る
ワルのアソビみたいなイメージ?
そういうのって結構もう古くて、
この映画は現代の、都会的になりつつあるストリートダンスの本質について
すごく丁寧な描きかたをしていたんですよ。
そしてちゃんと、カルチャーの進化や過程も所々に散りばめられてて
よくあるダンス映画の
ゴリゴリHIPHOP音楽とクラブを描いて踊れば大丈夫っしょー
みたいな放り投げが全くなかった!
もちろん映画だから、
ストリートの部分を描き過ぎてても良くないんだけど…
恋愛シーンで埋めとこう。
みたいな事が一切なかった!
それでいて、泥くさいしかっこいい。
最後は普通とは違う、少しシコリが残る終わり方。
多分、あれがアメリカの現在のストリートダンスシーンの現状なんでしょう。
傲慢で自分勝手なアメリカ人。
そんないい意味での問題定義もチラッと見えて
すごーく、ダンサーやらストリートシーンは
アメリカ発祥で、進化していったんだな〜と改めて考えさせられましたね。
途中、ものすごく胸が熱くなるシーンがあって
すごくリアルでしたね。
家庭を持ちながらも、お金が稼げるかわからないストリートダンスをやる青年。
すごくリアル。
オススメです。
これはほんとに素晴らしい映画でした。
星10コ笑
ちなみに
B-boyって言葉
今だに間違えて解釈する人いますが、
Breakin’のBですからね。笑
HIPHOP音楽の先駆者とも言われる、
DJ クールハーク
彼が曲の中に、細かくスクラッチやらなにらをして
曲のつなぎ目とつなぎ目を繋げる作業【Break】、今では当たり前のこのDJ技術を始めました。
これがBreak beatsです。
そのBreak beatsに合わせて、
ステップを踏んだり…
緩急をつけてみたり…
床を頭で回ってみたり…
これをやっていた彼らを、
Breakin’-boy
【B-boy】
と呼ぶようになったんです
だから、ゴリゴリのダボダボとか
今ではおなじみの派手なスニーカーにキャップ。
みたいなファッションは
B-boyとはまたちょっと違うんですよ!
あれはあれでちゃんとルーツがありまして…
こんどそんな事語ってしまおうかな。笑
そんな俳優さんになりたいですね
直哉