フットサルキャラバンin石巻~南三陸
みなさんの物資を持って、4日5日と宮城県の石巻・女川/南三陸へ行ってきました。
石巻へ行くのはこれで3度目、南三陸に関しては初めて行かせて頂きました。
午前中は、まず石巻で。
お馴染みの、コバルト―レ女川さんのグランドをお借りして、今回も子供たちと交流することが出来ました。
このグランドでボールを蹴るのは2回目。前回参加してくれた子供たちとも再会する事も出来ました!!
皆さんから頂いた物資は、被災地の方々へお渡ししました。
午後は、南三陸町の志津川高校へ。
石巻から、バイパスを北へ走る事1時間。
そこから、沿岸部へ山道を30分ほど走ると、民家が見えてきました。
国道の横を流れる川の水が本当にきれいで、透き通っています。
そこから少し走らせると、声も出ない光景が飛び込んできました。
そのきれいな水と話をした川を、津波が逆流したんでしょう。
あたり一面瓦礫。道を真ん中に置き、左右は瓦礫の山の中、車を走らせます。
南三陸の会場、「志津川高校」は高台にあった事で津波の被害を受けませんでした。
ただ、その志津川高校から見た光景はこれです。
海側を走る国道は、津波で破壊され、最近まで寸断されいたそうです。
そんな、志津川高校での交流会は、特別な物となりました。
子供から、大人まで、そしてその子供たちの笑顔をみようと、お年寄りの方々も参加してくれました。
ウォーミングアップでオニごっこをして、
みんなに「じゃあ、一回お水を飲んで戻って来てください。」
と言うと、子供の口から衝撃的な言葉が返ってきました。
「飲む水なんて持ってないよ??」と。
そうなんです。ここは、まだ水も復旧していない所なんです。
それなのに、現地の方々が、我々の所に、ペットボトルを持って来て、「水飲んでください!」と。
飲める訳がありません。
我々は、当たり前の様に水道の蛇口をひねれば、美味しい水が出る。
夜になると、ボタンを押せば、眩しいほどの電気がつく。
震災が起きて約2か月が経ち、東京に住んでいると、こういう場所がある事を忘れてしまいがちです。
我々の役目は、そのことを伝える事も一つです。
志津川高校は、まだ避難所にもなっていて、グランドの一部は仮設住宅を建てています。
そんなところで、交流は・・・。
一生忘れないでしょうね。
大人も子供も、現地の方々も我々STAFF も、土埃で顔を真っ黒にして運動を楽しみました!!
みなさん。忘れてはいけません。
どうか、変らぬサポートをお願いします。