加計学園設立問題
毎日、報道されている…加計学園問題。
「総理のご意向」が大きな問題となり議論されていますが
大切な事が消えている気がしています。
それは…
「なぜ、今、半世紀ぶりに獣医学部の設置が必要なのか」
と言う事です。
ほとんどの人は獣医師と言う職業は「犬・猫のお医者さん」
だと思っていることと思います。
小動物臨床は獣医師の半分以上が従事する大事な仕事ではあります。
それは、ペットブームで大きく変わった事で、僕が大学にいたときには
授業で小動物を学ぶと言うよりは、大学を卒業してから学ぶ事が大きかった
と言う風に認識しています。
どちらかと言うと…
家畜臨床…牛、馬、豚、鶏などの家畜の病気の予防と治療。
鳥インフルエンザ、口蹄疫、ＢＳＥなどの対策を行う仕事。
公衆衛生・食品衛生。
国や地方の公務員としてと畜場での食肉検査。
輸入や国産食品の安全性検査。
医薬品の開発。
と言う事がメインで、大学でも学ぶ事が多かった気がします。
現在は、変わってきているのかもしれませんが…。
ただ、僕が思うのは、年々ペット飼育の数が減っている事。
その影響により経営が困難な病院も多い事。
地方に行けば、行くほど…
獣医医療のレベルが違いすぎる事です。
今、なすべき事は「日本で獣医としている人たちのレベルの安定」
が一番大切な気がしてなりません。
獣医として開業している獣医師の経済的支援や教育。
獣医師としての医療のレベルの安定や知識の安定が大切なような気がしています。
今、獣医師である人たちの事をもう少し考えて欲しいと感じて
しまうのはどうしてでしょうか…。
と思う、今日この頃です。
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#犬#猫#家畜臨床
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