鉄道風景:30 京急撮影
京急を撮影に行ってきました。
GH5の動画撮影ですが、今回はマイクのテストを兼ねてのことです。
屋外の動画撮影は、風が大敵です。
そこで風よけの設備を試作しました。
設備といっても、カメラのアクセサリーシューにセット可能な質量ですから、
せいぜい500mlのペットボトル程度です。
バス、横浜地下鉄と乗り継いで、上大岡に出ました。
ここから屏風浦方面に行くと、線路の両側に道路が走り、上大岡で高架だった
レールは順次掘割となり、トンネルに吸い込まれます。
周囲は落ち着いた住宅地です。
1時間ほどこのあたりで撮影しました。
写真の両サイドにガードレールが目につきます。右側道路の突き当りがバス停になっていて、
この周辺がこの日、最初の撮影スポットでした。
12両編成の特急から、逗子~羽田の8連急行、4両の各停などなど、バラエティが豊富でした。
撮影後は、バスを利用することにしました。
日中は1時間に2本の循環バスです。
運よく5分後に乗車、若い運転手さんは物腰も柔らか。視線も優しく私が普段使用している
近所のバスと、かなりの差を感じました。
2か所目のスポットは富岡から若干距離がありますが、トンネルの出口です。
脇に16号、鎌倉街道があり、交通量の多さが特徴です。
交通量が多いのは、どこでも同じか・・。
左が京急のトンネル。
ブルーと黄色の1000系が後方から上っていきましたが、狙いは下りです。
先ほどの住宅地の中のスポットは、洗練されていて大人の撮影地という感じでしたが、
こちらはかなり庶民的というか、生活が出ているところでした。
またまた京急バスに乗車して、次なるスポットに向かいましたが、
運転手さん、こんどは中年の方でしたが親切!
乗客は大半がお年寄りです。
杉田駅近くの跨線橋が撮影スポットでした。
移動時間はおよそ30分。
ここでは、先ほど上って行った、ブルーと黄色の下り狙いでした。
無事撮影後に、これまで狙っていた方向と逆側にカメラを向けてスチール撮影したのが、上の写真です。
もろ逆光線ですが、GH5のおかげできれいな写真となりました。
これで、彩度はマイナス2設定です。
ホワイトバランスは5500K、日陰設定ではありません。
現場の空気感が得られるからです。
動画は横浜方面に顔を向けて下り狙いでしたが、この写真は上り狙い。
いいスポットの逆側も、いいスポットである場合が多いようで、電車姿の全体が捉えられました。
今回の写真もすべて、撮影後の手を加えていません。
グレーディングなしです。
マイクはいつものように終始マニュアルで狙いましたが、周囲の車などに押され気味。
最近の電車の走行音は、静かなんですね。改めてそう感じました。
今度はより周囲の静かなところで狙ってみようと思います。
テストはまだまだ続きそう・・・。