末代まで・・・
お役目を終える
人でも物でも同じことですが
その労を感謝でねぎらう事の大切さを
言葉ではわかっていても
大きな物になるほどなかなかできないものです。
そんなお話をいただくことが多く
それも浄霊師のお仕事の一つと感じております。
蔵に長い年月埋もれていた様々なものや
古い家屋そのものも含め
足を踏み入れさせていただく度に
それぞれの時代や歴史をそこに垣間見ます。
絵巻
鉱石
お雛様
生き物のはく製
刀や鎧
仏像
鉄砲
中にはホルマリン漬けの・・・
他諸々
書ききれないほどの様々な品を
一つ一つお伝えしていくのですが
時折、私でもキツいと感じるほど
負の波動に染まっているものもあります。
何であるか、固有名詞は避けますが
そういう物を保管している家で
病の方が後を絶たないケースがほとんどです。
生き物が関係していますが
その中で、霊的な感性の強い生物の場合
(基本的に動物は皆霊感がありますが、その中で霊格が
ずば抜けて高かったり、波動が強い魂などの意)
無念が恨みや憎悪になるとその影響も計り知れないほど
末代まで引き続くことがあり
そういうケースは実は経験上非常に多いと言えます。
まさかそんなところに子供の原因不明の症状の根源があるなど
考えもしないものです。
土地も建物もそうですが
それらに宿る流れは、人でいうなら血の流れと同様
つまり生きていると同じ事なのです。
その流れを通さずによき流れはつながるはずもなく。
解体する古い家屋の中から
お札や御幣が沢山入ったままのお仏壇や神棚が出てくる場合
お焚き上げ供養を引き受ける事がありますが
それら一つ一つをしっかりご供養させていただく
お札などに宿る祈願された波動や分霊されていた霊力は
煙となり天に戻り
残りは灰となり地に戻ります
この区切りが次の始まりとなるなら
それをせずに新しいものに目を向けたとて
成就は初めからないと同じことなのです。
それは物も同じこと＾＾）
お役目を終えているのに、
「いつか使うかも」という言い訳で
整理という都合の良い放置になっているものありませんか？
この春、一度しっかり感謝で一掃してみるのも良いかもしれませんね＾＾！
合掌 浄霊師 神島千尋
