コートールド美術館展 魅惑の印象派 を観る。
コートールド美術館展 魅惑の印象派 へ行きました。私はさほど印象派への感心は高くないのですが、今日で見事に変わりました。とても魅力的であり、パリの大衆娯楽の開花やロダンのダンスをテーマにした作品群(ニジンスキーまで!)パントマイム作品の参考となる劇的な主題にも出会えたり。セザンヌ、ルノワール、マネ、モネ、ドガ、ゴーガン、それぞれ好きな作品がありました。そしてフィリップスやコートールドのような利権、金儲けではなく芸術を愛し、人々の暮らしを豊かにするために力を注ぐような富豪の存在に感銘を受けました。
印象的な作品
カード遊びをする人々/セザンヌ
キューピッドの石膏像のある静物/セザンヌ
税関/アンリ・ルソー
桟敷席/ルノワール
草上の昼食/マネ
フォリー=ベルジェールのバー/マネ
彫刻/ムーヴマンA /ロダン
ムーヴマンB/ロダン
ニジンスキー/ロダン
以上が特に気に入った作品でした。
セザンヌの形態の複雑な重なりと相互作用は私のマイム作品の構図に参考になる。
ロダンのニジンスキー、ロシアのバレエ団「バレエ・リュス」で活躍したニジンスキーのブロンズ「牧神の午後」の姿。アティチュードをしっかり観た。
フォリー=ベルジェール(旧フォリー=トレヴィーズ)は大衆娯楽場、シャンソン・オペラ・バレエ・パントマイム・アクロバット、大衆娯楽の殿堂です。興味深く鑑賞した。
ルノワールの「桟敷席」は人間模様、風刺ですね。面白い。「靴紐を結ぶ女」は優美で惹かれました。
スーラの点描技法もしっかり観てきました。近くから、遠くから。
コートールド美術館展 魅惑の印象派、とても良い鑑賞になりました。
印象に残った巨匠の言葉
個性的な感動、観察、性格をもっと作品に持ち込んだ方が良い。
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