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世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】



──話題は変わりますが・・・
数々、メディアにもご出演されていらっしゃいますが、このご出演されることについて・・・
良いことも悪いこともあると思うんです。
本当にされたかったこととか、正確に伝わっているとかいないとか、場合によっては今回のドキュメントのように2年間密着されたとしても、ほんの部分、部分しか・・・っていうのも分かるんですけど、放送後の感想やご出演されて良い点だったり悪い点だったり評判だったりっていかがなんですか?

そうですねぇ・・・
ドキュメント番組ですから、ギャラなんか無いわけですよ。
だから、お金じゃないんですね。
で、真面目に答えれば、こんなに子どもがお医者さんとかに『変わんないよ、良くならないよ』とか言われて絶望している親御さんがいて、どうしていいか分からないって。
僕は身一つでやってるので会える親御さんのほうが圧倒的に少ないんですけど、でも、会えないけどこんなふうにすれば子どもはこんなにも変わるんだってことを伝えられたっていうのは、一般の視聴者にとって・・・なんていうんでしょうね・・・

──俗な言い方をすれば希望を与えたというか?
そうです、そうです。
俗な言い方すればですけど・・・そうなったと思うんです。
それぐらいですかね。
あとは、本が売れましたわ~っていうくらいかな(笑)。
ま、売れるとは思ってましたよ、前にバラエティ番組に出たときもホームページのアクセス数が信じられんくらいありましたし。
あと、今回、ウチのスタッフや出版社が言ってましたけど、“奥田健次って誰や?”って調べた人がいたみたいで、ヤフーの検索ワードで二位になったらしいですよ。
そういうところで、嫌やなあっていうか、マイナスなところは(しまった(汗)・・・)って。
ペンネームや芸名とか、それにしとけば良かったなぁって。
このままいくと、10年後とか介護でおむつを替えてもらうとき・・・

──10年後にもう介護ですか?
5年後かもしれませんやんか。
ま、その時はテレビに出てないことを望むって感じですけど。

──じゃあ、マイナスは殆どないですね。
いや、マイナスはね、そういう感じで“将来、介護されるときに恥ずかしい”って。

──総じてご満足はされてますか?
「満足」って言葉は僕はあんまり・・・
しっくりこないんですけど。自分が満足っていうよりは、満足されたみたいやから。
取材に協力してくださったみんながホントに、今の時代やらせなんかするメリットなんてなんも無いわけじゃないですか。むしろ大変なことになるじゃないですか。
例えば、さっき言ったそのテレビに一家心中まで考えたっていう・・・ビフォアはそういう状態やったんですよ。
お母さんが泣きながら、ああいう数年前のことを語るのもリアルなシーンですし、その子が本当に喋れるようになるっていうところを見て、お母さんが元気になっていくっていう姿が撮れてるわけでしょ。
先週も僕はタイで仕事だったんですけどね。もうドキュメントの取材は終わっているから、カメラは回ってません。番組としては終わったんですけど、現実はリアルにそのまま支援や指導が続いてますから。普通に会って、『この間、放送見たね』って言って。
親御さんたちは親御さんで『あんな大変やったんや』って再確認されたようです。
大変なことって忘れるやないですか、思い出せば思い出せますけど『この子、こんな叫ぶだけで喋れなかったんだ』とか。
僕だって思い返せば食えない時期があったな・・・とかね、大学院も出たのに一年間アルバイトしか無くて。
ま、それは別に生活は苦しかったけど大した問題ではない。分かっててね、そういうところ、汲み取り式のところに住んでたんですよ、平成の時代に。
ま、お金も無かったので、2万5千円くらいで木造の長屋に住んで・・・
そんな時代もあったなぁと思って・・・。しかし、それって自分の記憶だけなんですよ。
一つ番組の作品みたいに残ると、しかも、やらせ無しのドキュメンタリーですから、親御さんにとってホントにこの子が半年前にこんなに凄かったのがこんな・・・っていう、それで満足しているのを見て、さらにこれからの励みになっているのを見て、僕は良かったなって思うんです。
十何年、2歳の頃から診てる今回取材の対象にならなかった子がいるんですけど、今もその子を診ていて、番組で扱った2歳の子と同じような感じで・・・その親御さんが番組を見た感想をメールして下さったんです。
面白かったのは、こんなふうに言われましたね。
『私たち家族が先生に厳しい指導を受けてきて、考えてみたら他の人がどんな指導を受けているのか初めて番組で見ました。奥田先生は奥田先生だった』と。
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
つまり、『カメラが回っているからといって無理矢理優しくしようとも、無理矢理わざと厳しくしようともせずに、私たちの家族と同じようにやってくださっていた』と。
『安心したというか、普段通りの先生だなって。服装も、喋り方も』って言われました。
すごい厳しいシーンとかもあるんですよ。厳しく親御さんに接していたところとか。
皆、自分以外の家族が指導されてるのを見たことないじゃないですか。
で、厳しく先生に言われてるなって。
でも、十数年のお付き合いなんですよ、その親御さんと。
初めて僕が他人の指導しているところをその親御さんは見たわけじゃないですか。
その時に、『あ、カメラ回ってても普段の先生で同じや』って言われて、僕は嬉しかったです。
作ってないっていうのは“そのもの”だって。
だって、カメラが回ってるのは知ってますけど、ここで仕事が始まったら(ハナクソほじれないな・・・)っていうのはありますけど、子どもを目の前、親を目の前にしたら、そりゃ真剣勝負なんで完全に忘れるモードになりますね、喋ってるときは。
そういうふうに僕を良く知ってる親御さんの感想は嬉しかったです。(一緒だ!)っていう感じでね。
子どもたちも面白いですよ、成長してきていて、『僕、2歳のとき、これ先生にやってもらったヤツや~』とかって十何歳の自閉症の子が言うんです。それもまたスゴイな、覚えてるんや、振り返りができるんや・・・って。
この子が2歳で、まだまったく喋らなかったときに同じ課題をやっていて、今回それが放送されたわけで、『“牛乳の課題”、僕もやった!』とね。
子どもも振り返り見てるんですよ。

──新しい発見もあったわけですね?
考えたら、この臨床の仕事を20年くらいやってて初めてなんですよ、見たの。
僕が親御さんの目の前で言って、親御さんがどう受け止めたかとか、不安そうな顔をしたり喜んだりっていうのは見てきましたし、家での様子については話を聞いて想像はしてきたんですけども。今回、密着で僕の指導を受けた後、ディレクターがカメラを持ってその人の家に行って、僕の指導を受けて子どもと接しているところとか悪戦苦闘しているところを撮ってるんですね。
で、それがいまいち上手く出来ずに悩んだり、上手くいった瞬間が撮れたり、また停滞したり・・・。で、最後に子どもが話すようになったシーンとか・・・。家での様子はお母さんから話を聞いて『あー、良かったね~』っていうのばかりでした。20年間ずっとそうやったんですよ。
今回、ドキュメントで放送されたとき、どんなシーンが放送されるか分からないし、チェックできないじゃないですか。だから、放送を見て「これは初めて見たわ~、20年間で初めてやなー」という感慨深いものはありました。

──自分が見えないところ、見えない時間で、奥田先生を全面的に信じてもらえたところでそれをやっていてくれたことに?
そう、そう。それで、当然のように結果が出て喜んでいるわけじゃないですか。
けなげに何ヶ月もやってくれてるんですよ。今回の番組では遠い海外で。

──逆に言っちゃえば、奥田先生のことを知らなかった人達が(あ、こんな先生がいたんだ)って知って、視聴者からしても良かったと思うんですけど、奥田先生自身にとっても良い経験だったんじゃないかなって。
そうですね。
ただ、ねぇ・・・キャラがちゃいますよ。

──まぁそうですね。
バランスとりたいみたいですね。
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
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