DAZNについて考える
こんにちは。フロントの梶原です。
久しぶりにブログ担当が回ってきました。
少しだけお付き合いください。
皆さんも色々なところで耳にする機会が多くなった「DAZN」についてです。私自身も1日に何回DAZNと発しているか分からなくなってきました。リーグのみならずクラブを取り巻く環境にも変化を与えてくるのではないでしょうか?
これまでのJリーグはどこか「好きな人に優しく関心のない方には近づきにくい」という部分が少なからずありました。Jリーグだけに関わることではありませんが、関心のないものに目を向けることは簡単なことではありません。
特にスポーツ観戦は「観戦」と表現する以上、答えは「現場=スタジアム」にあるというのが持論です。
私たちは「是非スタジアムへお越しください」という声をたくさんの方々へ掛けていますが、声を掛けられた方からしてみればこれほど高い壁に感じることはないと思います。
①観戦に行くか行かないかという究極の2択との戦い。
②覚悟を決めて試合に関する情報を自分なりに調べてみる。
③チケットを購入する。
④1人では気まずいという気持ちが芽生え、共に観戦する仲間を探す。
⑤当日の天気が気になる。
⑥そもそもどんなテンションで観戦すれば良いか分からない。
何事も「ゼロからイチ」にすることが最も難しいですが、DAZNは「ゼロからイチ」という大きな壁を打ち砕いてくれるのではないかと個人的には期待しています。
これからは皆さんのお手元でJリーグが観戦出来ます。
画面越しでは臨場感が伝わらないという方もいらっしゃると思いますが、DAZNに関する映像制作はこれまでのサッカー中継とは違います。これまでになかった角度からの映像撮影はニューイヤーカップですでに片鱗を見せてくれました。
DAZNとの事業展開は賛否両論あるかと思います。
ただ、Jリーグの村井チェアマンが常に言う「世界基準」へ1歩でも近づけるためにはという思いもあります。
「アジアを取り世界を取る」ための壮大な挑戦だと捉え、日本サッカー界に関わる1人として2017シーズン開幕を楽しみにしています。
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