自分への香
仏具屋さんに入ったことありますか?
普段あまり入ることは無いと思いますが
お近くに仏具屋さんがありましたら
ちょっと覗いて見るのも面白いかもしれません。
まあ個人でなさっている方が殆どですから
奥から出て来て「何かお探しですか?」と
聞かれることでしょう。
「ちょっとお香を見させてください」^^)
と言えば、大丈夫^^。
お線香を日々お仏壇で焚かれる方も
いらっしゃると思いますが
どんなお香をお使いですか?
数束で100円ほどのお香を使われている方
多いと思います。
別に良いと思います
でも、もし
自分の人生の中で、今の生活空間の中で
少しだけ流れを意識した生き方をしたいと感じるなら
お香の持つお役目は
実はとても大きなものとなるのです
お仏壇があればお仏壇で
無ければお香炉を一つご用意ください^^)
別に仏教仏教しているものでなくて大丈夫です
例えばアジアン雑貨的なものでも蓋付きのお洒落な
香炉などで良いです。
お部屋に合ったものを選んでみるのも楽しいと思います。
[大切なのは、香を頂くという心の時間を演出できる空間]
伽羅や沈香という天然香木が配合されている
お線香を見つけてください。
箱に表記されています^^
そして静かに蓋を開けさせていただき香をいただく
甘い香りの中でもそれぞれに主張があって^^
ご自身が納得できる香の香を選んでみてください。
配合が高いほど値は張りますが、“そこは善し”としましょう
例えば一箱で5千円以上するとしてもです。
ちなみに私の所では沈香を焚いております
(と言いますか、沈香しか焚きませんが)
さて、どう焚くかですが
香炉の中は灰にしてください
最近砂などが流行りですが、ここはやはり灰を使います。
そしてお香はさし立てるのではなく
三~四等分ほどに折って、
香炉の灰にそのまま寝かせて置いてください。
綺麗にすべて灰となってくれますので
さした灰の中の部分が大量に残るという事がなくなります
そのお香を焚いている時
心穏やかに静かに姿勢を正し
その香で浄化された空間の気を
深く呼吸で頂き
そしてす~ と、気持ちを落ち着かせましょう。
その数度の繰り返しから
空間の気と、自身の魂の気が
同じ波動として同調しやすい状態に入ります。
眼を閉じ
時間の許す限り・・・
それはつまり自分の心が入り込んでいる間
その気の流れに身を任せてみてください。
ハッ と我に戻るとき
きっと心はすっきりしているはずです。
そんな時間を
時折、作ってみるのも良いと思います。
お香は折っていいのですか?と時折聞かれます
色々な人が様々な理由を述べますが
問題ないです^^!
そして、3,4本に折って使うと
現代人の生活の中では、
火の付いている時間が5分程度と丁度良いですし
なにより値段が高いと思っても
一箱が3~4倍長持ちする訳ですから
毎日使用しても、数ヶ月持つことになります。
そう考えると結果的に安い買い物と言えます。
さらに言うなら、天然香木のお香は
残り香が良いのです。
つまり帰宅した時
自然に穏やかな気持ちに引き戻してくれる空間なら
良いと思いませんか?^^)
今日は
自分へのお香の使い方のお話でした。
合掌 浄霊師 神島千尋