夢なんて
見るもんじゃない叶えるものだ。
夢なんてみらず 目標を追わなければならない。
夢だけ語って何もしないなら意味がない。
きっとそう考える人達も多い
確かにこんな世の中で生きていくには、明確な目標や具体的に達成の仕方が大切。
でも、今年は色々な困難もあったりで改めて 夢見ることの大切さを学んだ。
話は随分昔にさかのぼるけど、
十何年前の出来事を思い出すことで2013年乗り越えることができました。
うちのおじいちゃんは漁師さんだったんだけど、海に潜っていて発作で半身麻痺になって身体の左半分が動かず、ほぼ寝たきりの生活になってた。
でもいつも笑顔のおじいちゃん。
時々しかお見舞いにいけなかったけど、いつも元気でハッピーオーラをまとっていた。
そんなおじいちゃんが死んじゃう前の最後の七夕が過ぎて久しぶりに会いにいった時、七夕に書いた色紙が病室にかざってあった。
もう一度 タイが釣りたい
漁師だったおじいちゃん。もう十年以上寝たきりにも関わらず、色紙にはもう一度復帰したい願い事を書いていた
お父さんは、 図太い神経してるなー!まだ釣りたりないんか!とおじいちゃんを嬉しそうにからかっていたけど、後で家族で泣いた。
私は当時は、叶えてあげれないから悲しくて泣いてしまった。
でもこの時の光景をふと思いだしたとき、私はおじいちゃんが笑顔で生きていたのはきっとこの叶えることができなくても夢と希望があったからじゃないかと、おじいちゃんの強さに涙をながすことがある。
おじいちゃんの残した夢は、十何年たっても変わらず私の夢を勇気づけてくれる。
おじいちゃん、叶えられない夢を色紙に書いたのは、叶えてほしいからじゃなくて、きっと私達に、夢や希望を忘れない人生の豊かさ、あきらめないことの大切さを伝えてくれたんだとおもう。
私の未来は眩しすぎて、まだ見晴らしは良くないけれど、あきらめず、夢を大切に生きていこうと改めて思いました。
ありがとう2013年