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実験用の高齢犬が、殺処分から守られました

こんなニュースを目にしました。
 
獣医大学では、学生が麻酔や身体検査などを練習する為に
実習用に使われている元実験犬と言うのがいる大学もあります。
実習犬が高齢になったら、研究用に実験に使われ安楽死処分を
されるとも言われています。
 
農学園大の獣医学類6年生の学生さんが、
このわんちゃんのお世話をしているうちに、
「こんなに元気なのにかわいそう。『私にできることは何でもやらなければ』」
 という気持ちに変なり、勇気を出して大学に引き取りを願い出たと言うのです。
 

当時この犬は、病気の実験に使う犬として、学内の教員らで構成する

動物実験委員会で実験計画が審査中だったと言います。

「間もなく承認される予定だったから譲渡は難しい状況だろう」と言われていたそうです。

 

しかし、ある准教授が「自分が世話をしてきた犬には感情的なつながりができてしまう。

引き取りたいと申し出ている学生がいるのにその犬を実験に使ってしまうことには疑問を感じる」

と再考を求めたと言います。

 

 

結果、実験から外されることになり、その学生の家庭犬になったと言います。
 
この大学はキリスト教に基づく建学精神があり、
今回は「世の中の動物福祉の潮流など総合的に勘案た」
と学校側は言っていると言います。
 
確かに「医師」と言うのは人間も動物も同じで
どれだけ症例を見て、研究するかによって医師と言う経験を
積んでいくことは否定できません。
 
しかし、今回のように、生徒側から申し出があった場合
考え直さなければいけないと思います、
 
最近は動物実験用の動物を使わずに
経験や実験をしてる大学も多いです。
 
3Dプリンターの普及で内臓も骨格も
同じものができる時代になってきています。
それに代用できる部分も大きくあるハズです。
 
動物の「命」について
再度、考えさせられて記事でした。
 



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佐藤貴紀|さとうたかのり(獣医師)プロフィール

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佐藤貴紀(さとうたかのり)
生年月日:1978年2月6日生まれ
血液型:A型
出身地:東京都町田市出身

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