犬の癌
わんちゃんの病気で多いのは「癌」です。
僕のマネージャーの愛犬も「血管肉腫」と言う
血管にできる「悪性」の腫瘍癌の1つです。
原因不明の為、治療法も確立されておらず
2ヶ月、半年で亡くなってしまう子がほとんどです。
今様々な「癌」の研究を大学でされています。
北大獣医では抗 PD-L1 抗体を用いた腫瘍免疫療法による
臨床試験が行われています。
https://www.vetmed.hokudai.ac.jp/VMTH/veterinarians/research/
ホームページには悪性黒色腫を主に対象としていると記載がありますが
血管肉腫に対しても治験は行われているそうです。
しかし、実験ですので定期的な
CTやMRIの検査が必要な為、麻酔のリスクがあります。
マネージャー曰く…
「検査に、麻酔をかけなくても良いペット用の
検査機材を作ってもらえると良いのに」
と言っていました。
ペットの需要が増えて、ペットとのお出かけできる場所が増えても
「健康」でなければ、どこへも出かけられません。
その管理や治療ができるのは、獣医師しかいません。
マネージャーから
「獣医さんによって人間よりも病気の意見があまりにも
バラバラなので、獣医師さんの教育って大切なんですね」
と言われてしまいました。
取材をしてきて、思った事らしいです。
癌は助からないと
諦めてしまうのではなく、患者様に寄り添い
どうしたら悔いのないようにそばにいてあげられるのか?
時には飼い主さん、声をかけてあげる事で飼い主さんの
心の負担が解けたらと願います。
ペットはお話ができない分、飼い主さんと十分に話しながら
その子の今のベストな体調を整えてあげたいと思います。
限界はあると思いますが…。
ただ、生きているものはいつかなくなります。
人間も同じです。
早く「癌」のワクチンが動物にもできるようになると
良いと思ってなりません。
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