おまえは
(本日は重松清さんの名著「疾走」風でお送りします。)
折角のクリスマスをおまえは一家全員で風邪ひきながら過ごす。イブの夜だというのに家族全員で9時に就寝。とても静かな静かすぎるクリスマスであった。
そしておまえは馬術競技の勉強の為、馬に乗る。ほとんど初めての乗馬に興奮し感激する。2メートルを超える目線から見る世界は日常とはかけ離れた世界だった。ふくらはぎで馬の鼓動を聞く。馬との協調、馬と呼吸を合わせる。しかし馬はおまえを乗せた瞬間に全てを知る。こいつはド素人だと。
(「僕」を「おまえ」にしたかっただけなんですが。。)