【第17節 湘南戦記者会見コメント】 三浦 泰年監督
【試合総括】
前半から良いリズムとテンポでやっていた中で、フィニッシュへの持って行き方のイメージはあるのだろうけど、なかなかフィニッシュで終われませんでした。
後半は何度かフィニッシュで終わるという積極的な部分があり、それがこういう展開になったのかなと思います。
ただ、サッカーで起こり得る原則や約束のところのミスであったり、またはやるべき事が出来ない事であったり、まだまだプロとして未熟さを感じるプレーが何度かあったのかなと思います。
展開としては何とか先に点を取って、相手より点を取った分、勝ち点を取ることが出来ましたけれど、点の取られる時間帯であったり、または点を取られたときに起きた事であったりその辺は修正していかなければいけないし、防ぐことのできる失点だったのではないかと思います。
【以下、質疑応答】
Ｑ:今日は審判へのアピール以外はほとんどテクニカルエリアに出なかったのは試合前から決めていたのでしょうか？また何か意図があったのですか？
Ａ：試合前から出ないと決めていたわけではないし、出る必要があればでなければいけないと考えていましたが、最後まで彼らを信用していくしかないのかなと思いました。
Ｑ：中々、前半シュートまで持っていけない中で、後半立ち上がりに点を取れましたが、ハーフタイムでの具体的な指示が上手くいったのか？それとも常盤選手もしくは出された選手のタイミングが良かったか？先制点について一言お願いします。
Ａ：この試合は立ち上がりと先制点が大事だと思っていました。
前半からそういう入りをしましたし、前半良いリズムでありながら先制点がとれなかった。
その分、後半リセットしました。
前半の20分を非常に大事にして、自分たちが失点してはいけないし、逆に自分たちが点を取れれば有利になるという事を彼らに伝えたが前半は出来なかった。
後半は同じように立ち上がり15分が非常に大事だと話しました。そこにしっかりした意識を選手が持っていた。
だが、そのあとに10分経たないうちに失点する事であったり、自分たちで判定をして止めてしまったり、そこにアプローチが緩かったり、どうしても悪い点のほうが残るそういう試合になってしまったと思います。
Ｑ：ホームでは5試合ぶりですが、純粋に勝った事についての心境をお願いします。
Ａ：ここで喜んでしまったら次は無いのかなぐらいの気持ちしかありませんし、終わった瞬間に次の試合の事が不安になるというか、そういう風に終わった瞬間感じました。
Ｑ：次は福岡ダービーですがそれに向けて何か一言お願いします。
Ａ：しっかりとした強い気持ちで選手がプロとしてのプライドをしっかり持ちながら戦わなければいけないと思いますし、この福岡ダービーを観に来てくれるた人たちがまた来たいと思うように感動と興奮を与える事ができるような仕事をしなければいけないと思いますし。
湘南戦もしっかりとした準備をした結果がこの勝点に繋がったと思いますし、また同じように選手と共にしっかりとした準備がしたいと思っています。
Ｑ右サイドから宮本選手がかなりいいオーバーラップ、クロスを上げてしていましたが、右サイドでの宮本選手の評価をお願いします。
Ａ：彼がプロでデビューした時に私も一緒に選手をやっていましたが、右のサイドバックからプロとしてのキャリアをスタートさせた選手ですから、右のサイドバックで使う事に関して何の躊躇も不安もありませんでした。
これからはより高い攻撃での精度とタイミング。守備のところでは彼のサイドからクロスを上げられての失点な訳ですから、彼にとってはそこが本職だと思いますので、そういう意味ではいい所をしっかり伸ばしてもらって試合の都度悪い所を修正していって真ん中でもサイドでもチームの為にしっかり戦える選手だと思いますから、両ポジションをやる事によって彼のプロとしてのキャリアも広がるとおもいまし、これからもしっかり精進して貰いたいと思います。
