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新たに視たいもの、そして成し得たいこと——
今後、視たいものってありますか？
月並みですが、有名な心霊スポットとかでもいいし、車とか誰か人でもいいんです。そこにどんなメッセージが残されているのか…普段は人の目には見えなくても、私が写真で可視化してあげることで、救われる人がいるならばぜひ力になりたいと思っているんです。

ご自身の、過去の様々なご経験もそう思われるきっかけになっているかと思いますが、それ以外に影響を受けた方などいらっしゃいますか？
昔、真言宗に覚鑁（かくばん）という僧侶がいたんです。高野山に入って「空海以来の才」と称されたほどだったんですけど、当時の高野山は先ほど話したような…坊さんが本来あるべき姿ではない、腐敗した状態で真言宗も衰退してきていたんですね。「これは本当の真言宗じゃない」と、のちに自分の独自の発想でもって「新義（しんぎ）真言宗」という宗派を作り、空海さまたちが作った真言宗の原点を布教したんです。「俺は空海さんのとこの僧侶だ」と“虎の威を借る狐”という感じではなく、覚鑁さんは現場主義だったんですね。
覚鑁さんを真似するというわけじゃないけど、私ももう62歳ですから現場でやれることをやっていきたいですし、私のできること…霊視を役に立てたい。御霊（みたま）の大掃除をさせていただきたいんです。
　そんな意図もあって、ブログを始めることにしました。

今後、ブログで成したいことは…
「仏の智慧（ちえ）に預かれない者は、明けぬ夜を過ごすようなもの」という言葉があります。「仏の智慧」という言葉がお経の中に出てくるんですが、その言葉を理解すると、ものすごくすっきりするんです。でも、理解できない方々には本来の夜明けは訪れないでしょう。
私もいろんな状況を体験して「思い込みほど恐ろしいものはない」ということを身に染みて感じました。人間は思い込みがあるもの。でもそれが怖いんです。
たとえば、自殺したいと思っている若い人がいたら「その自殺ちょっと待った！」って言いたい。扉が閉まっているとだけ思いこんでいるかもしれないけど、扉がある分、いっぱい出口はあるということ。その出口を開く方法を教えてあげたいんです。だから講演もやっていきたい。たとえ10人でも15人でもいい。無料で講演をしましょう。
そんな情報を発信したり、皆様からも情報をいただいたり、そういう場としてブログをやっていきたいと思っています。
みなさんの声をお待ちしています。


取材・文／C&E Store　米田瑞余

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