お稽古は。
順調に進んでいます。
気がつけば、桜も終盤。
被災地の夜の冷え込みが緩和してくれてる事を願います。
一昨日は電車に乗ろうとしている時、
あの何とも心臓に悪い不協和音の「緊急エリアメール」の警告音が鳴り響き
……不安な面持ちの見知らぬ隣の人と顔を見合わせた瞬間に大きめの揺れが。
その緊迫感たるや。
その後、顔を見合わせた隣人と、お互い目を合わす事も無く、
通常通り電車に乗るのですが……
ああいう時って、全く縁もゆかりも無い他人同士の心が、すっと寄り添うんですね。
だから、という事でもないのですが、
家族や親戚友人、はたまた赤の他人との、
繋がりを感じた時に人は安堵を覚えるのではないかと。
人の心の傷を癒すのはやはり人間なのではないかと。
本当に打ちひしがれている時、
元気を出して!という言葉が酷だと思う事もあるかもしれない。
放っておいて欲しいと思うかもしれない。
お前に何がわかる!と思うかもしれない。
エンターテインメントは衣食住の先にあるものだと、
裕福なものだとずっと思っていたけど、
心が元気でなければ、衣食住も生み出せないという考え方もある事を
素敵な共演者の方々に教わりました。
そして、私は元気や癒し、笑いや感動を届ける事を仕事として選んだ。
今回参加させて頂く舞台はラブ・コメディです。
我が座長の松平健さんが、避難して来られている方を毎日50人バスでお迎えし、
劇場にご招待するそうです。
観に来てくれる方々と心が繋がりたい。
そんな、どこか暖かく、思わず吹き出しちゃうものをお届けしたいと一丸となって精進しています。
是非、劇場にいらして下さい☆
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