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殺処分は人間の責任です

僕の病院でも「安楽死」の問い合わせをしてくる人がいます。

明らかに「一般をよそおった業者」だと言うのは電話の雰囲気から

感じる事があります。

多分、繁殖して高齢犬、猫となりいらなくなったのでしょう。

我々病院に持ち込もうとする傾向があるような気がします。

(当院はお断りし、きちんと話してくださった場合には余力がある

 がある限り、里親さんを探すお手伝いをしています。)

 

最近は、動物愛護センターによる、様々な取り組みや努力は

ここ数年目覚ましいものがありようです、

いくつかのセンターでは「殺処分ゼロ」という目標をクリアしているところもあります。 

しかし、あくまでそういった日の当たる部分はほんの一部。

今も尚、犬たちが「殺処分」されている現実があります。 

1週間から10日程度で元の飼い主が迎えに来なかったり

新しい飼い主が見つからない場合は処分の対象となってしまいます。

罪もない子たちの命が一瞬のうちに葬られてしまうのです。

 

さらには「飼育放棄」というのもあります。

以前聞いた事がありますが、80歳の男性のアパートでダックスが増えに

増えて、1部屋から20頭ものこたちが出てきたとか。

アパートの部屋の中は、ゴミ屋敷のようになっておりとてもきちんと飼育

していたとはおもえない最悪な環境だったと言います。

 

愛護団体さんに引き取られて、全頭、新しい飼い主の元で幸せに暮らしているそうです。

殺処分、飼育放棄。

我々で出来る事はなんでしょうか。

 

 

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佐藤貴紀|さとうたかのり(獣医師)プロフィール

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佐藤貴紀(さとうたかのり)
生年月日:1978年2月6日生まれ
血液型:A型
出身地:東京都町田市出身

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